韓国の関税庁から2021年03月01~20日の通関ベースの輸出入の金額が出ました。以下をご覧ください。
2021年03月01~20日
輸出:338億6,900万ドル(12.5%増)
輸入:330億4,900万ドル(16.3%増)
貿易収支(輸出 – 輸入):8億2,000万ドル(51.6%減少)
輸出:338億6,900万ドル(12.5%増)
輸入:330億4,900万ドル(16.3%増)
貿易収支(輸出 – 輸入):8億2,000万ドル(51.6%減少)
韓国メディアは例によって「輸出が12.5%増!」「1日当たり輸出額16.1%増!」と喜ぶかもしれませんが、輸出入によっていくらもうかっているかが韓国にとって最重要です。
上掲のとおり、輸入が回復傾向にあるため(これは悪いことではありません)、肝心の貿易収支(輸出 – 輸入)がわずか「8億2,000万ドル」しかありません。ほとんど「いってこい」になっており、しかも対前年同期比で「51.6%」も減少しています。
とても喜んでいられるような状況ではありません。
また上掲のとおり関税庁の通関ベースでは2021年02月01~20日は貿易収支は「12億6,900万ドルの赤字」でした。これが国際収支統計でどう締まるのかが見物です。04月初頭には『韓国銀行』から公表されますが、こちらもぜひご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)