日本では外国人が日本の土地を買収、保有することについての議論が起こっていますが、韓国ではどうでしょうか? 韓国内の土地を外国人はどのくらい保有しているのでしょうか?
韓国の国土交通部が興味深いデータを公表していますのでご紹介します。
2020年末時点
外国人が保有する土地:253.3平方キロメートル
(対前年比:1.9%増加)
外国人が保有する土地:253.3平方キロメートル
(対前年比:1.9%増加)
国土面積※の0.25%
外国人は韓国の国土面積の「0.25%」を保有しており、外国人が保有する土地は対前年比で「1.9%」増えております。
国土交通部は「毎年、外国人の土地保有が増加する最大の理由は、米国・欧州・オーストラリアなどの国籍を持った韓国系外国人が、韓国籍の親から継承・贈与される土地が発生するから」と説明しています。
ただし2020年は、韓国の不動産価格が上昇しているので資金を投じた、という外国人投資家が多かった影響もあるでしょう。
外国人が保有する土地の価値を公示価格で計算すると「31兆4,962億ウォン」(約3兆3,116億円)です。
どの国籍の人が韓国の土地を保有しているのかを見ると以下のようになります。
国別韓国の土地保有比率(面積)
・アメリカ合衆国:52.6%(対前年比:2.9%増加)
・中国:7.9%(対前年比:3.6%増加)
・欧州:7.2%(対前年比:0.9%増加)
・日本:7.0%(対前年比:4.4%減少)
・アメリカ合衆国:52.6%(対前年比:2.9%増加)
・中国:7.9%(対前年比:3.6%増加)
・欧州:7.2%(対前年比:0.9%増加)
・日本:7.0%(対前年比:4.4%減少)
上掲のとおり、中国は対前年比で韓国の土地保有を「3.6%」増加させています。また、日本だけは韓国の土地保有を大きく減らしています。
日本の韓国離れ、中韓の接近を象徴するような結果ではないでしょうか?
※韓国の国土面積は、10万413平方キロメートルです。
⇒参照・引用元:『韓国 国土交通部』「20年末の外国人保有の土地は253.3㎢、全土の0.25%」
(吉田ハンチング@dcp)