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韓国政府「ファイザーと2千万の追加契約」発表!ただし「いつ入ってくるのか不明」

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2021年04月24日、韓国政府は土曜日なのに関係者を集めて緊急会議を開き、その後、アメリカ合衆国『ファイザー』から新たに2,000万Shot分のコロナワクチンの供給を受ける契約を結んだとしました。

先にご紹介したとおり、「韓米ワクチンスワップ」などと世迷いごとを言い出すほど必死になっていたのですが、これで国民の手前格好はついたかもしれません。合衆国・韓国の会談でくれくれ言われたらかなわん、と合衆国政府が手を打ったのかもしれません。

ただし、これは韓国にだけ都合のいい「スワップ」などというものではなく、「普通に買えよ!」という話です。

ここまでで韓国が確保した(としている)ワクチンはメーカー別に以下のようになります。

『アストラゼネカ』:2,000万Shot分
『ファイザー』:6,600万Shot分
COVAXファシリティ:2,000万Shot分
(ワクチンを共同購入する国際的な仕組み)
『ノババックス』:4,000万Shot分
『モデルナ』:4,000万Shot分
『ヤンセン』:600万人Shot分
小計:1億9,200万Shot分
(1人2回打つとすると9,600万人分

問題は、この総数がいつ入ってくるのか分からないという点です。

例えば、『ファイザー』とは、

2020年12月:1,000万Shot分
2021年02月:300万Shot分
2021年04月:2,000万Shot分(今回の追加契約)
計:3,300万Shot分

と契約しているのですが、現在までに韓国に入ってきた『ファイザー』製のワクチンは、わずか「175万Shot分」(87万5千人分)だけなのです。

『ファイザー』も引っ張りだこで生産にてんてこ舞いですから、今回韓国が契約した分は供給が後ろにずれ込む可能性があります。

また、各種合わせて第2四半期中に入ってくるのが確実と見られるワクチンは「1,808万8,000Shot分」(904万4,000人分)です。

韓国政府は批判をかわすためにか納品の時期についてはだんまりを決め込んでおります。さて、これで「韓米ワクチンスワップ」などと大声を出すのはやめるのでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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