中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』に、2021年04月23日、王毅外相がアメリカ合衆国の外交問題評議会(Council on Foreign Relations:CFR)とオンラインで会議を行ったことに触れた記事を出しました。
同記事によると、合衆国と中国の関係を発展させるための方向性を話し合ったとのことですが、この中で中国側から5カ条の要求を行ったとのこと。
以下がその要求です。同記事から引用します。
第1に、合衆国は中国の発展を客観的かつ合理的に理解し、捉えるべきである。
Second, the United States should work with China on a new path of peaceful coexistence and win-win cooperation.
第2に、合衆国は中国と協力して、平和的共存とWin-Winの協力という新しい道を歩むべきである。
Third, the United States should respect and tolerate the path and system that China has independently chosen.
第3に、合衆国は、中国が独自に選択した道とシステムを尊重し、容認すべきである。
Fourth, the United States should practice multilateralism in real sense.
第4に、合衆国は真の意味での多国間主義を実践すべきである。
Fifth, the United States should not interfere in China’s internal affairs.
第5に、合衆国は中国の内政に干渉してはならない。
どれをとってもド偉そうな文言が並んでおり呆れる他はありませんし、さらに面白いのは以下の王毅外相が中国の知恵を披露したという下りです。
合衆国の「中国は覇権を求めている」「遅れてきた帝国主義者だ」という非難を意識したものでしょうが大笑いです。
ということは、中国は必ず失敗するのではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)