韓国という国は異常に「信用格付けの低下」を恐れています。これは海外からの資金調達コストが上昇するのが一因と考えられますが、いよいよ韓国の信用格付けも低下する時が来たか――と思わされる記事が韓国メディア『ソウル経済』に出ました。
先にご紹介したとおり、韓国政府と世界的信用格付け会社『ムーディーズ』は2021年03月25~30日、年次協議を行いましたが、その続きのようなお話です。
現在のところ、(信用するかどうかはお任せしますが)『ムーディーズ』は、韓国の信用格付けを「Aa2」としています。これは上から3番目にいい評価です。
記事によると、『ムーディーズ』のクリスティアン・デ・グスマン韓国担当理事は、同紙の取材に以下のように答えたとのこと。
「コロナ状況が解決されれば、私たちは、政府が約束した財政健全化と負債の安定化を守る能力があるかどうか見守る」
「中期的に財政健全化のための信頼できる見通しが伴っていないまま韓国の負債がさらに悪化すれば、信用格付けは否定的になる」
⇒参照・引用元:『ソウル経済』「[独占]ムーディーズの『中期財政』の警告…『韓財政健全化しなければ信用格付けが低下する』」
大変残念なことに、韓国政府には財政健全化と負債の安定化を図る能力はありません。ばらまきで票を買うことしか考えていないので。
また、財政健全化の信頼できる見通しなどありません。さらに、韓国の負債は規模が大きくなる一方だと予測されています。
ですから、韓国の信用格付けはいよいよ落下することになるのではないでしょうか。もし、この状況で『ムーディーズ』が信用格付けを落とさないなら、それこそ『ムーディーズ』の格付け能力自体が疑われることになるでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)