2021年05月21日、韓国の関税庁から05月01~20日の輸出入動向についてのデータが出ました。
2021年05月~20日
輸出:311億1,500万ドル(約3兆3,841億円)
輸入:314億6,300万ドル(約3兆4,219億円)
貿易収支(輸出 – 輸入):-3億4,800万ドル(約-378億円)
輸出:311億1,500万ドル(約3兆3,841億円)
輸入:314億6,300万ドル(約3兆4,219億円)
貿易収支(輸出 – 輸入):-3億4,800万ドル(約-378億円)
05月20日まできましたが、まだ貿易収支は赤字です。国際収支統計の基準に直すと、輸出が平均0.7%、輸入が平均7.3%下振れするので、現時点では恐らく貿易収支は「+37.1億ドル」といったところでしょうか。
気になるのは輸入の増加幅が鈍化してきたことです。輸入は海外を相手にした消費ですから、これがコロナ禍からの回復を示す1つの指標になります。ここまで輸入は輸出を上回る勢いで金額を増やしてきましたが、ブレーキがかかってきたようです。
貿易収支は、輸出 – 輸入で求めますので輸入が増えないと金額は大きくなります。しかしこれは不況型黒字の特徴です。不況型黒字から脱出しつつあるように見えたのですが……。残り10日で輸出入がどのように締まるのか注目です。
⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』公式サイト「21年5月1日〜5月20日、輸出入の現状」
追記
2021年05月25日(月)の韓国株式市場が開きましたので、KOSPIチャートの初動状況を以下の記事にまとめました。本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
「韓国株式市場」05月24日(月)初動・KOSPIは下落!「3,152」
2021年05月24日(月)の韓国株式市場が開きました。10:00現在、KOSPI(韓国総合株価指数)のチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。いきなり下にいき「3,137」までいきましたが、...
(吉田ハンチング@dcp)