コロナ禍の中、韓国ではお金を借りて凌ぐ人が激増しました。『NICE評価情報』によれば、個人事業主向けローンを利用している人で、多重債務者は126万人と集計されました。また、その金額は500兆8,000億ウォン(約49兆784億円)となっています。
個人事業主向けローン
多重債務者:126万人
(対前年同期比:19.2%増加/20.3万人増加)
融資金額:500兆8,000億ウォン
(対前年同期比:17.6%増加/75兆ウォン増加)
※2020年末時点
多重債務者:126万人
(対前年同期比:19.2%増加/20.3万人増加)
融資金額:500兆8,000億ウォン
(対前年同期比:17.6%増加/75兆ウォン増加)
※2020年末時点
多重債務者数の伸びも大きいですが、債務(返済しなければならない借金)の伸びも「75兆ウォン」(約7兆3,500円)と尋常ではありません。
また、自営業者が549.8万人と集計されていますので、自営業者の「22.9%」、だいたい5人にひとりは多重債務者ということになります。
とにかく景気が戻りませんと、債務を減らすこともできません。景気回復が何よりも大事ですが、懸念されるのは金利です。インフレ懸念から、韓国ではそろそろ金利が上がるのではないかという観測が出ています。このような多重債務者は真っ先に影響を受けてしまいます。利子負担に耐えかねてドボンになる人が急増すると困った事態になるので金利の動向、また『韓国銀行』のコントロールが注目されます。
⇒参照・引用元:『NICE評価情報』公式サイト
(吉田ハンチング@dcp)