『韓国銀行』が2021年06月15日「04月の通貨流動性」を公表しました。以下をご覧ください。
「M2」はとうとう「3,363兆6,775億ウォン」まできました。とにかくお金をじゃぶじゃぶまいて景気回復をしようという意図ですから、増えるのは当然ですが、しかし2021年に入ってから増加速度にはずみがついています。
以下をご覧ください。
04月はなんと前月から51兆ウォンも増えました。
景気回復を急ぐために、お金のばらまきを上半期に完了すると宣言し、実行したために急角度でお金の量が増えました。
前月からいくら増えたのか、その増加額だけをグラフにすると以下のようになります。
上掲のとおり、2021年に入ってから毎月2020年を上回る金額で増えています。このじゃぶじゃぶのお金を資産に突っ込んでいる人が少なくありません。今度はまいたお金を吸収しなければならない時がくるのですが、その時に阿鼻叫喚にならないことをお祈り申し上げます。
※「M2」は至極簡単に言えば市中にどれくらいあるのかを示す指標です。
M2=現金通貨+預金通貨+準通貨+CD(預金通貨、準通貨、CDの発行者は、国内銀行等<マネーサプライ統計のM2+CD対象預金取扱機関と一致>)
⇒参照・引用元:『日本銀行』「マネーストック統計のFAQ」
https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/faqms.htm/
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2021年04月の通貨および流動性」
(吉田ハンチング@dcp)