G7では自国のワクチン確保の件ばかりを推進していた韓国の文在寅大統領。
G7の終幕後、イギリス・ジョンソン首相やドイツ・メルケル首相らがベルギー・ブリュッセルに移動して『NATO』首脳会議に臨んだのを尻目に、一路オーストリアへ移動しました。
帰国しないで何をやっているのかといえば、ワクチン外交です。
「韓国をワクチンハブにする計画」をまだ諦めていないらしく、ドイツ『CureVac(キュアバック)』社のFranz-Werner Haas代表(フランツ-ウェルナー・ハース)代表とオンライン会議を行い自身の構想を売りこんだとのこと。
↑「ハース代表とオンライン面談を行って協力を求めた」という韓国大統領府・青瓦台プレスリリース
青瓦台のプレスリリースによれば、
ハース代表「すでに29個の変異ウイルスが出現しており、ウイルスは国境を越えて広がるので、ドイツとヨーロッパを超えて、世界中の製薬会社と包括的ネットワークを発展させることが必要である。韓国には最高レベルの大手製薬会社が多いため、協力の余地が多い」
という会話があったそうです。韓国では製造、入手ができないmRNAワクチンの製造技術を持っている企業に狙いをつけて会談を行っているさまが窺(うかが)えます。また、うがち過ぎかもしれませんが、ハース代表の言葉は韓国にとって実に都合のいい発言のように思えます。本当にそんなことを言ったのでしょうか。
次のような虫のいい発言もしています。
「『キュアバック』の優れたmRNAワクチン技術力と韓国が保有する高品質、安全で信頼できる生産インフラの組み合わせは、全世界のコロナ19終息時期を早めることになるだろう」とし「このような韓国企業の能力をうまく活用することを期待している」と強調した。
さらに、「韓国政府は、グローバルワクチンハブ推進TF(タスクフォース)を介した原副資材や生産設備の拡充支援など、すべての行政的支援を惜しまない」とし、
「『キュアバック』のmRNAベース第1世代だけでなく、第2世代のワクチン開発の成功につながることを期待しています」と述べた。
このように、『キュアバック』の技術をもらう気満々の主張をしています。「高品質、安全で信頼できる生産インフラ」なんて言っていますが、韓国にはmRNAワクチンを製造できる施設はありません(技術がないので当たり前)。そのため『キュアバック』は韓国企業を活用できません。
いっそのこと「世界の瓶詰めハブ」になるのはいかがでしょうか?
⇒参照・引用元:『韓国 大統領府』公式サイト「문재인 대통령, ‘프란츠 베르너 하스’ 독일 큐어백 CEO 화상 면담 관련 서면브리핑」
(吉田ハンチング@dcp)