日足チャートの時間をもっと引いてみると以下のようになります。
2020年03月韓国ではドルが枯渇寸前となり、『FED』(Federal Reserve Systemの略称:連邦準備制度)と締結した「ドル流動性スワップ」(韓国での呼称は「通貨スワップ」)でなんとか助かったわけですが、以降はウォン高方向へどんどん進みました。
この(チャートの上での)下落(ウォン高方向への進行)は、ダブルボトムで跳ね返り、どこまでウォン安へ戻すかというところだったのですが、現在はレンジの中で、レンジブレイクできるかどうかの戦いがまだ続いています。
※上掲チャートでは左が切れていますが、さらに左に「1ドル=1,292.93ウォン」までいった03月19日があります。この日がまさに「ドル流動性スワップ」が締結された日です。
この全体像の上で、本日です。
2021年06月25日(金)の市場が開きました。10:09現在、ドルウォンのチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用)。
どうしても抵抗線を破ることができず、上がらなきゃ下がるで下落。現在は「1ドル=1,128ウォン」近辺の攻防となっています。
ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で見ると以下のようになります。
上掲のとおり、またしてもL字形のプライスアクションで、底を確認している状況です。
また動きがありましたら、随時記事を制作し状況をご紹介するようにいたします。
追記
2021年06月25日(金)の韓国時間が終了しましたので、ドルウォンの状況を以下の記事にまとめました。本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
「ドルウォン」25日(金)夕刻・どこで下げ止まる?「1,127ウォン」
2021年06月25日(金)の韓国時間※が終了しました。15:44現在、ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。陰線が長くなりました。現在のところ「1ドル=1,127ウォン」...
(柏ケミカル@dcp)