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【次期大統領選】尹錫悦(ユン・ソギョル)前検察総長ついに立つ!

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韓国の次期大統領選の前哨戦が始まっていますが、次期大統領として最も期待が高い(アンケート結果が良い)のは政府与党『共に民主党』の人物ではありません。

それは前検察総長を務めた尹錫悦(ユン・ソギョル)さんです(下掲写真:朝鮮語版Wikiより)。

尹前検察総長は、本日2021年06月29日、ソウル市瑞草区にある「尹奉吉義士記念館」において「尹錫悦が国民の皆さまに申し上げる」という演説を行う予定です。

これは「次期大統領選挙への出馬宣言」になると見られているのです。

尹錫悦さんとは? どんな人?

尹さんの略歴は以下になります。

1961年生まれ
1979年 ソウル大学法学科入学
1983年 ソウル大学法学学士
1988年 ソウル大学大学院法学修士
1991年 第33回司法試験合格
1994年 司法研修院修了、大邱地方検察庁検事
1996年 春川地方検察庁江陵支庁検事
(中略)
2012年 ソウル中央地方検察庁特別捜査第1部長
2013年 国家情報院の世論操作事件特別捜査部チーム長
2016年 朴政権の国政壟断疑惑事件究明のための特別捜査4部チーム長
2017年 ソウル中央地方検察庁検事長
2019年 第43代検事総長
2021年03月04日 検事総長を辞任

一見して分かるとおり、法曹界一筋、検事一筋に歩いてきた人で、近年では政治にまつわる検察捜査でも指揮を執ってきました。

特筆すべきは、現文在寅政権との対立です。

尹さんは、2017年05月19日現文在寅大統領からソウル地検長に任命。2019年06月19日には検事総長に任命され、その際には、

「大統領府でも政権与党でも、権力に不正があれば厳正に捜査せよ

と文大統領自身から訓示を受けました。尹検事総長はこの言葉を額面どおりに受け取りました。

文在寅政権との仁義なき戦い

文大統領が次期法務部長官に指名した曺国(チョグク)さんの捜査にも乗り出し、政権に全く忖度(そんたく)しませんでした。疑惑のタマネギ男と呼ばれるほど国民から非難された曺さんは、法務部長官になれたものの結局辞任せざるを得ませんでした。

文政権は、尹検事総長を恐れ排除しようと試みます。

文大統領自身は表立っては何も言わなかったものの、法務部長官になった秋美愛(チュ・ミエ)さんは大統領に忖度(そんたく)し、尹検事総長の手足となって働いていた幹部たちを根こそぎ更迭して入れ換えるという暴挙に出ます。

韓国メディアはこれを「虐殺人事」と報じました。それだけ政治的な思惑からきたものだったからです。

その上、秋法務部長官は指揮権の発動を度々行い(たった4カ月で3回も出した)、捜査から手を引かせるという法の番人にあるまじき所業も行いました。

2020年11月25日には、数々の不正の証拠をつかんだとして、秋法務部長官は韓国憲政史上初めて検察総長の職務停止命令を出しました。

しかし、尹検事総長はひるみませんでした。

すぐさま「この職務停止命令は不当である」とソウル行政裁判所に「職務停止命令の失効」を申し立てます。12月01日、裁判所は職務停止命令を一時停止する(12月30日まで)と判断しました。

秋法務部長官も負けずに、12月16日、法務部の懲戒委員会を開き、尹検事総長を2カ月の停職処分に。

ところが、尹検事総長はこれにもすぐさま反撃。同様にソウル行政裁判所に「処分の停止」を申し立てます。

12月24日、裁判所は尹検事総長の主張を認める判断を下しました。秋法務部長官のなりふり構わぬやり口があまりにも不当なものだっからです。

ちなみに秋法務部長官は12月16日の懲戒委員会の結果をもって辞意を表明。12月30日には文大統領が次の法務部長官(朴範界)を指名したことで退任となっています。さらにちなみに、この秋美愛前法務部長官は次期大統領選挙に出馬することを06月23日に表明しています

秋さんのことはともかく、尹検事総長は12月24日の裁判所の判断を持ってすぐに職務に復帰しました。

しかし、尹検事総長は2021年03月04日に辞職を表明。検事総長の座から下り……そして本日です。

尹さんをひと言で表現するなら「硬骨漢」となるでしょう。法的におかしな話であれば、不当な処遇には断固として立ち向かう勇気と胆力を持っていることを政権との戦いで示しました。

本日、尹前検事総長が「国民の皆さん」にどんな言葉を発するのか注目です。

(吉田ハンチング@dcp)

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