2020年から韓国では株式投資ブームになっており、その勢いはいまだ衰えていません。
新規株式公開の公募資金が巨額に!
この資金投入はIPO(新規株式公開)にも向かっており、大物新規株が公開予定となるたびに申し込まれる公募資金は巨額になっています。
韓国取引所のデータによれば、2021年上半期時点でIPO(企業58社)に向かった公募資金は「6兆5,885億ウォン」(約6,325億円)に達することが分かりました。これは韓国史上最高額です。
2020年も巨額でしたが通年で「5兆9,355億ウォン」(約5,698億円)だったのです。2021年は上半期だけで昨年を抜いています。
下半期には、あの『LGエネルギーソリューション』、『カカオバンク』など大物のIPOが控えていることから、公募資金は2021年には10兆ウォン(約9,600億円)を超えるのではないかという予測が出ています。
問題は、借金をしてまでIPOにお金を投入しようという人が多いことです。韓国の金融当局はこれについて先より懸念を表明しています。韓国の家計負債の急増には、株式投資ブームも一役買っているというわけです。
⇒参照・引用元:『韓国 取引所』公式サイト「2021年上半期KRXの金市場の動向と主な特徴」
(吉田ハンチング@dcp)