電力不足が深刻になっているためですが、韓国の産業通商資源部によると、2021年05月29日に火災を起こして停止した古里原子力発電所の「新4号機」の再稼働を、07月20日(本日!)に承認する予定であることが分かりました。
↑ご覧のようにコレクタハウジングの中は火事で丸焼けです。PHOTO(C)『韓国 原子力安全委員会』
火事の後、修復作業と整備が行われていたとはいえ、火災の原因が公表されたのが07月15日です。で、『原子力安全委員会』が承認するのが本日07月20日だというのです。
いくらなんでも早すぎやしないでしょうか。本件を報じた韓国メディア『中央日報』によれば、当初の予定では、
07月25日まで故障整備
整備後の安全確認
最短でも07月末に再稼働
だったものを、本日『原子力安全委員会』が再稼働の承認を出せば、翌日からは稼働できるとのこと。電力不足に対応するにしても、拙速に過ぎる判断ではないでしょうか。
日本は韓国がこのような運用をしていることに注意しなければなりません。安全確認はきちんと行っているのでしょうか。
【速報】韓国原発「新古里4号機で火事」の調査結果が出る。また規定違反の模様
2021年05月29日、韓国の古里原子力発電所「新古里4号機」で火災が発生し、タービンが自動停止するという事故が起こりました。↑火事を報じる『MBC』の公式チャネル。見ていただけば分かりますが、かなりの煙が上がっています07月15日、『韓国...
(吉田ハンチング@dcp)