韓国『NCソフト』新作ゲームをリリースしたら不評で株式の時価総額が「約4兆ウォン」(約3,760億円)が蒸発した件をご紹介しました。
それが以降も株価下落が止まりませんでした。以下をご覧ください(チャートは『Investing.com』より引用:日足)。
2021年08月25日を最後に天井圏からからずんずん下がるという、ビックリするようなプライスアクションになっています。
新作『ブレイド&ソウル2』がリリースされた08月26日には窓を開けて落下し、09月10日まで下げ続けです。
08月25日の「始値:84万5,000ウォン」から09月10日の「終値:60万7,000ウォン」まで、なんと28.2%も下落しています。
蒸発した時価総額を計算すると「5兆2,251億ウォン」(約4,912億円)になります。
全然上がらないので、『NCソフト』は自社株買いに乗り出すことにしました。
2021年09月07日、「30万株、約1,899億ウォン(約178億円)分を買い入れる」と発表。明らかに株価を支えるためです。
しかし、その発表を受けても上掲のとおり株価は下がっています。
ゲーム会社の株価は難しいです。どんなに期待の大きい新作でも、ユーザーからの評価が低いとすぐに「ダメだこりゃ」と投資家が逃げますので。
韓国『NCソフト』株価大暴落「4.1兆蒸発」の顛末
↑『NCソフト Japan』の公式サイト「Brade and Soul」/スクリーンショットゲームにあまり興味のない方は韓国『NCソフト』の名をご存じないかもしれません。同社はMMORPG(Massively Multiplayer Onl...
(吉田ハンチング@dcp)