2020年04月03日(金)の韓国株式市場が終了しました。KOSPI(韓国総合株価指数)のチャートは以下のようになりました(チャートは『Investing.com』より引用)。
まあ、なんといいますかショボい値動きで、新型コロナウイルス騒動のせいでどうにも上昇する材料がありません。また韓国経済にささやかれている「四月危機」の件もありますので無理はないところでしょう(日本株式市場も全く他人事ではありません)。
毎度のことですが、外国人投資家の動向を見てみますと以下のようになっています。
⇒データ引用元:『finance.naver.com』「投資家別売買動向」
https://finance.naver.com/sise/sise_trans_style.nhn
※上掲データは2020年04月03日15:33現在のものです。
外国人投資家の皆さんは本日も「売り越し」。昨日よりは減っていますがそれでも「2,895億ウォン」の売り越しです。これで2020年04月の第1週が締まりました。03月30日(月)~04月03日(金)までで外国人投資家の売り越しがいくらになったかというと以下になります。
なんと「1兆9,563億ウォン」もの売り越しになるのです。見ていただければ分かるとおり、これに個人投資家が「2兆3,538億ウォンの売り越し」と真っ向から立ち向かっています。
先にご紹介したとおり、韓国株式市場について金融当局から「根拠なき株式投資は控えるべき」という忠告が出ているのですが、個人投資家の「そろそろ上がるだろう」という見込みは報われるでしょうか。
なぜ外国人が韓国の株式を売り込んでいるのかについては以下の記事を参照してください。
追記
2020年04月06日(月)の市場が開きましたので、KOSPIチャートの初動状況を以下の記事にまとめましたので、本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)