韓国は『サムスン電子』で持っている国である、といわれます。その証明になるようなデータをご紹介します。
2021年12月01日、韓国の『金融投資協会』から「2021年11月時点での『サムスン電子』関連企業の時価総額比重案内」というデータが出ました。このようなデータが出るだけで、どれほど株式市場に重きを成しているのかが分かるわけですが……。
韓国株式市場に上場している『サムスン電子』グループ企業の時価総額に占める割合を算出したデータです。
時価総額の占める割合(2021年11月末時点)
『サムスン電子』普通株:19.57%
『サムスン電子』優先株: 2.50%
小計:22.07%⇒参照・引用元:『韓国金融投資協会』公式サイト
『サムスン電子』の普通株・優先株を合わせるだけで市場時価総額全体の「22.07%
」にもなるのです。
さすが国民株といわれるだけのことはあると思われるでしょうが、それだけではありません。系列企業もあるので、それらを列挙すると以下のようになるのです。
※データ引用元は同上
全21銘柄合わせて市場全体の時価総額のなんと「31.35%」に達します。
このように、韓国の株式市場はまさに『サムスン』系列会社に依存しています。『サムスン』の業績如何で韓国の株式市場は大変なことになるのです。
(吉田ハンチング@dcp)