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韓国あの洪長官「コロナ危機をよく克服した副首相として記憶されたい」

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韓国文在寅大統領の任期は2022年05月09日で切れます。文政権スタッフもあと5カ月弱です。Money1でも散々ご紹介してきた洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官も退任となります。

副首相にして企画財政部(財務省に当たります)の長ですから、経済の司令塔として働き、全然矢面に立とうとしない文大統領の代わりにメディアや国民からの非難を浴びることも多数ありました(現在も続いています)。

恐らく決して悪い人ではありません。若干抜けたところはあるものの人柄はいい方(かた)でしょう。文大統領に見込まれてしまったのが、いささか星回りが悪かった――です。文大統領が思いつきでぶち上げる支離滅裂な「K-なんとか」をよく裁いてきたもので、決して憎むことはできません。

一度さすがにキレて、辞表を提出したことがありますが、文大統領に慰留され思いとどりました。以降はキレることはなく、律儀に(そして健気に)文政権を支え続けています。

日本で「ベンチがアホやから野球がでけへんとキレたピッチャーがいましたが、洪長官は「青瓦台がアホやから……」とはならず、それだけでも大した根性の持ち主といえるでしょう。

終わりが見えてきた文政権の中、洪長官も自分のレガシーに思い致すことがあるようです。

2021年12月15日付け、韓国メディア『朝鮮日報』の記事によれば、外信記者懇談会で「コロナ危機をよく克服した副首相として記憶されたい」と述べたとのこと。

現在、韓国では新たな感染爆発が起こっています。そのため同記事では「いささか気が早いのではないか」と非難するかのような取り上げ方をしていますが、これはなんとか感染拡大を収めたいとする洪長官の気持が言わせたと解すればいいのではないでしょうか。

大将が「頭の悪い働き者」ですから、部下は工夫するしかないのです。許されるのは「命令を解釈すること」だけですから。洪長官の頑張りによって韓国の感染爆発が収束することを心から祈念申し上げます。

うるさがたへの注釈。この発言は、記者によってつぎはぎして作られたものであることが分かっています。

(吉田ハンチング@dcp)

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