韓国の青瓦台・大統領府と新大統領陣営の対立が激しくなっています。
文在寅大統領と新大統領尹錫悦(ユン・ソギョル)さんの昼食会が流れたことにより、新旧権力の対立が明確になりました。
新旧権力の対決とメディアが書くので気にしたのでしょう、青瓦台・大統領府の報道官がブリーフィングを行いました。
以下がプレスリリースです。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「尹錫悦当選者と早い時期に格差なく虚心坦懐に話をする席を持つことが国民に対する道理」とし、「何かの調整が必ずしも必要だとは思わず、大統領府の門はいつも開かれている」と話しました。
また、文大統領は「当選者側の公約や国政運営方向に対して個別的な意思表現をしないこと」と指示しました。
一方、ユ・ヨンミン秘書室長も17日(木)大統領府職員に次のように公知したことがあります。
「当選者側の公約や政策、国政運営方向について、個人的な意見をSNSに上げたり、マスコミに言及したりしないように注意してください」
文在寅大統領は、調整は必要もないし、「門はいつも開いている」と述べたとのこと。
日本は何度も聞いたフレーズです。
こういうときは「お前が頭を下げてくるなら聞いてやる」という意味なので、全くアテになりません。しかし、これまでの例からいえば現大統領と新大統領が会わないというのは、非常に格好悪いことなのです。
さて、「門は開いている」などとうそぶいた文在寅さんと尹錫悦(ユン・ソギョル)さんの対面は実現するのでしょうか。読者の皆さまもご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)