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『韓国銀行』李総裁が退任!『IMF』出身の次期総裁が韓国に帰国

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文在寅大統領によって『韓国銀行』の次期総裁に指名された李昌鏞(イ・チャンヨン) 『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)アジア・太平洋局長が、国会での人事聴聞会に備えて韓国に帰国しました。

2022年03月28日、文大統領の指名に合わせて、すでに『韓国銀行』はTF(タスクフォース)を起動させています。李候補は04月01日からTFが準備したビルに出勤して聴聞会の準備をするとのこと。

Money1でも何度かご登場いただいている李昌鏞(イ・チャンヨン) さんは、

1960年生まれ
1984年 『ソウル大学』経済学学士
1989年 『ハーバード大学 大学院』経済学博士
『ソウル大学』経済学部教授
2007年 李明博(イ・ミョンバク)大統領当選当時、引き継ぎ委員会・委員
「金融委員会」副委員長
G20首脳会議準備委員会 企画調整団団長
『アジア開発銀行』ADB首席エコノミスト
『IMF』アジア・太平洋局

という立派なキャリアの持ち主。

韓国では時に死神と呼ばれることもある『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)から次期総裁を迎えるとは、なかなか思い切った人事ですが、文在寅大統領にしてはなかなか良い人選です。

文大統領の指名で、国会もまだ与党が押さえていますので、恐らくすんなり『韓国銀行』の次期総裁に決まるものと推測されます。

それにしても、この大変な時期に李さんも『韓国銀行』総裁という面倒な地位に就く気になったものです。『IMF』で各国中央銀行の話を聞いている方が楽ちんだと思われるのですが……。

真実を知って、あるいは危機的状況に遭って「!?」とならないことを心より祈念申し上げます。


↑『NEWSIS』紙面のスクリーンショット

上掲は『NEWSIS』の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁の退任記事です。晴れ晴れとしたいい笑顔で『韓国銀行』を後にされたようです。長い間、本当にお疲れ様でした。

(吉田ハンチング@dcp)

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