2020年07月10日(金)が(ほぼほぼ)締まりました。06:49現在、ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
上をかなり削られましたが、陽線のまま終了です。ようやくローソク足の実体線で「1ドル=1,200ウォン」を超えました。
ローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で見ると以下のようになります。
下値を切り上げながら天井となった「1ドル=1,205.50ウォン」まで上昇(ウォン安方向へ進行)します。天井圏では数度上を試しますが、上昇できず。そのため、「上がらなきゃ下がる」の言葉どおり、15:19過ぎから下落します。
きれいなチャネルラインが引けそうな下落でしたが、これが18:26にようやく底を打ちます。
この時の底はおよそ「1ドル=1,199.9ウォン」。底を確かめながらおよそ「1ドル=1,202.8ウォン」までウォン安方向へ進行するのですが、「1ドル=1,200.62ウォン」まで戻して終幕となりました。
「A」「B」とおっかしなローソク足が出ているのが愛嬌ですが、それぞれ拡大すると以下のようになります。
「A」は、突然あり得ないほど急落し、ひゅっと戻った驚愕のローソク足です。
「B」は、突然あり得ないほど上空に始値が現れ、「あっ!」と言う間に下落したローソク足です。しかも2本。
チャートを見る楽しみの一つは、このような「なんだ今のは!」というプライスアクションを目撃できることです。
これで2020年07月の第2週目が終わったので「週足」でチャートを見てみます。以下です。週足は、ローソク足1本が1週間の値動きを示します。
07月の第2週は、うっすらとですがウォン安方向に動いた週でした。高安どちらにも大きく振れましたが、結局ほとんど値は動かなかったのです。始値と終値はほぼ1ウォンの差しかありません。ローソク足の実体部分も小さくなっており、この辺りが高安の拮抗ラインでしょうか。
次週はどのような展開になるのか、非常に楽しみになる2020年07月第2週でした。
追記
2020年07月13日(月)の市場が開きました。10:21現在のドルウォンチャートの状況を以下の記事にまとめましたので本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)