【07/09最新版】韓国「通貨スワップ」第3次調達の「20億1,500万ドル」返済を確認! 残り「47億1,200万ドル」

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韓国銀行』は、2020年06月25日から毎週木曜日、アメリカ合衆国の『NY連邦準備銀行』に巨額のドルを返済し続けています。これは、2020年03月19日に合衆国のFED(Federal Reserve Systemの略称:連邦準備制度)と締結したスワップライン※1を利用し、毎週ドルを調達したためです。

07月09日は、第3次調達分の「20億1,500万ドル」の返済日でした。

Money1では、FEDが毎週公開しているデータで『韓国銀行』のスワップラインの取引状況を確認しています。一種の定点観測です。今週も公表データを参照し、きちんと返済されたかを見てみましょう。

まず、「U.S. Dollar Liquidity Swap – Operation Results」(ドル流動性スワップ-運用結果)は以下のとおりです。

『韓国銀行』がスワップラインを利用したドルの調達を止めているため、新しい運用は加わっていません。

次に「U.S. Dollar Liquidity Swap-Amounts Outstanding」(ドル流動性スワップ-未払い金額)です。

『韓国銀行』はきちんと返済したようで、07月09日、確かに未返済額が「20億1,500万ドル」減少しています。

というわけで、残りは第4~6次調達分の計「47億1,200万ドル」となりました。

完済まであと3回。『韓国銀行』は当月だけですでに「61億5,500万ドル」(約6,572億9,245万円)※2吐き出しているわけですが、「完済するまでが借金」です。(利子を付けて)全額きれいに返済するまで頑張っていただきたいですね。

※1韓国メディアは「通貨スワップ」、時に「通貨スワップ協定」と呼称しますが、紛らわしいのでMoney1ではFRB(Federal Reserve Boardの略:連邦準備制度理事会)に従って「スワップライン」「ドル流動性スワップ」と記載します。本稿のタイトルだけはアンカーが韓国の表記に合せて「通貨スワップ」としています。

※2ドル円の換算は2020年07月10日の「1ドル=106.79円」を用いました

(柏ケミカル@dcp)

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