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韓国与党が「検察から捜査権を奪う法律」を準備。もう無茶苦茶

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無茶苦茶です。

韓国に尹錫悦(ユン・ソギョル)新政権が成立すると、検察が韓国の旧権力側、すなわち現文在寅政権への捜査を精力的に行うのではないか――という見方が有力です。

これを阻むために、国会で圧倒的多数を占める現在の政府与党『共に民主党』は、「検察から捜査権を剥奪する法律」を通そうと動き始めました。

いわゆる「改正刑事法」で、検察の直接捜査権の及ぶ範囲を6大犯罪(腐敗・経済・公職者・選挙・防衛事業犯罪と大型惨事)に限って残っている捜査権を奪い、残警察庁に渡すという骨子です。また、検察とは別に「重要犯罪捜査庁」の設置も目論んでいます。

『共に民主党』はそうまでして検察の力を削ぎたいのです。

私見を述べさせてもらうならば、これは完全に現与党『共に民主党』の「生き残り」のための方策です。平たくいえば、監獄に行くのが嫌なので、検察から捜査権を取り上げたいのです。

この法案が通過し、最悪の場合、韓国の検察は起訴権しか持たない組織になります。

文政権は検察の権限縮小に全力を挙げてきた

もともと文大統領は「検察改革」と称して、検察の力を削ることに全力を傾けてきました。高位公職者を専門に捜査する大統領直属の「高位公職者犯罪捜査処」を新設したことがその代表的な施策です。

この「高位公職者犯罪捜査処」は、鈴置高史先生によれば「大統領のゲシュタポ」であり、大統領の意を汲んで動く組織です。

検察と関係なく高位公職者(つまり大統領の意に沿わない公的権力を持つ者)を捜査し、起訴する権限を持っています。

尹錫悦(ユン・ソギョル)さんが検察総長だった時に、秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官を走狗として使い、尹錫悦(ユン・ソギョル)検察総長の手足となる検事を次々と左遷、指揮権を発動して捜査を妨害。

挙げ句の果てに、高位公職者捜査処は尹錫悦(ユン・ソギョル)さん自身を捜査し、立件するという動きに出たのです(2022年02月09日不起訴になりました)。

このような経緯があるので、尹錫悦(ユン・ソギョル)新大統領は確実に逆襲に出ます。

その時には検察が手足となって働くでしょう。なにせ尹錫悦(ユン・ソギョル)さんは検事一筋に生きてきた人です。自らが生きた組織に愛着があって当然です。

だからこそ、権力の座から落ちる『共に民主党』は今のうちに検察の力を削りたいのです。

立法に生き残りを懸ける『共に民主党』

新旧権力の抗争はのっぴきならない方向へ動いています。政権の座から追い出される与党『共に民主党』としては、国会での圧倒的多数を使って、立法で生き残りを懸けるでしょう。

この検察から捜査権を奪おうという法案は始まりに過ぎません。

次の韓国の総選挙は2年後です(2024年04月)。

そこまでは『共に民主党』議員は立法府で好きに法案を通過させ得ます。尹錫悦(ユン・ソギョル)新大統領はこのような巨大野党と戦わなければならないのです。

<<重要な追記>>
文中に誤りがありましたので修正いたしました。誠に申し訳ありません。2022年04月13日17:20

(吉田ハンチング@dcp)

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