韓国文大統領が昼食会にかこつけて新政権に嫌味。

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任期末期に国のお金で昼飯会ばっかり行ってる韓国の文在寅大統領ですが、2022年04月29日、今度は軍の主な要人との昼食会を開きました。

任期を終えるに当たり、一緒に働いた人への感謝の言葉を述べるためのものでしょうが、興味深いことに尹錫悦(ユン・ソギョル)新政権への嫌味の言葉が入っています。

以下に青瓦台・大統領府が出したプレスリリースから一部を引用します。

(前略)
特に最近、大統領執務室の移転とそれによる国防部と合同参謀の移転、こういうことで、もしかして安保体制に隙が生じるのではないかと、このような心配を国民からいただきますが、そんな心配をしないで済むように、より徹底した防衛態勢を維持していただきますようお願いいたします。

⇒参照・引用元:『韓国 大統領府』公式サイト「軍主要役員を励ます昼食懇談会の全員発言」

読者の皆さまもご存じのとおり、尹錫悦(ユン・ソギョル)新大統領は「青瓦台にこもって仕事をするから帝王的な大統領になるんだ」として、大統領執務室を青瓦台から移動させることを公約としました。

文大統領はそれが気に入らないのです。

実は、文大統領自身も最初は「自分は青瓦台にこもるような大統領にはならない」などと言っていたのです。

もちろん、そのような発言は実行しませんでした。

尹錫悦(ユン・ソギョル)さんの言動が自分に対する嫌味に聞こえるので、大統領執務室の移転に対して否定的なのだ――としたら邪推が過ぎるでしょうか。

それにしても「もしかして安保体制に隙が生じるのではないかと、国民が心配している」というのは姑息な物言いです。

大統領執務室移転について文句を言いたいのですが、国民が心配しているとして、自分が言っているのではないという体(てい)を取っているのです。

実に文大統領らしい――といえるのではないでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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