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韓国「常設通貨スワップ締結の可能性はゼロに近い」

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「自分で分かっているじゃん!」という話です。

韓国メディアで「米韓通貨スワップ」への期待が(よせばいいのに)高まっています。

アメリカ合衆国のバイデン大統領が訪韓し、2022年05月21日には尹錫悦ユン・ソギョル新大統領とバイデン大統領との首脳会談が予定されています。

この米韓首脳会談に合わせて「米韓通貨スワップを要求せよ」とあちこちの韓国メディアから出ています。

合衆国からすれば、北朝鮮への対処、またインド太平洋フレームワーク(対中国包囲網に類する話)についてがメインのアジェンダだと思われますが、これに韓国が応じるつもりなら、合衆国から「米韓通貨スワップ締結」など譲歩が引き出させるはずだなどと無責任に識者が述べています。

『朝鮮日報』『ソウル経済』『中央日報』(日本語版含む)に続き、2022年05月16日には『NEWSIS』に「韓米通貨スワップ再開の可能性は」という記事が出ています。

もっとも、この記事で面白いのは以下の箇所です。

(前略)
問題は、合衆国が私たちと通貨スワップを再締結する可能性が高くないという点だ。

常設通貨スワップ締結の可能性はゼロに近い。
(後略)

⇒参照・引用元:『NEWSIS』「韓米通貨スワップ再開の可能性は」

自分でよくお分かりです。

特に『FRB』(Federal Reserve Boardの略:連邦準備制度理事会)がインフレ退治で流動性を絞ろうとしているこの時期には。

韓国は本当にドル流動性スワップを合衆国に要求するでしょうか。米韓首脳階段は間もなくです。ご期待ください。

(吉田ハンチング@dcp)

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