2024年11月07日、韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は龍山大統領室で大国民談話および記者会見を行いました。
奥さんの金建希(キム・ゴンヒ)さんについての疑惑を追求している最大野党『共に民主党』が、国会に特別検察(特検)の設置を実現するための法律を執拗に提出し続けており、世論調査でも尹大統領の支持率が低下して、ついに矢面に立たざるを得なくなったのです。
↑韓国ギャラップの最新調査によると、尹大統領の国政についての支持率(正確には「職務について肯定的に評価している人の率」)は20%を切って19%となりました。
世にもあほらしい金建希(キム・ゴンヒ)さんについての疑惑については先にご紹介しましたが、『共に民主党』が行おうとしているのは、朴槿恵(パク・クネ)さんのときと同じく、尹大統領を弾劾に追い込んで「ろうそく革命アゲイン」です。
こんな見え見えの手に乗せられる人が多いというのが信じられませんが、韓国というのはそういう国なのです。
韓国には司法の独立はない!
この日、尹大統領は謝罪しました。国民談話では以下のように述べています。
(前略)
すべて私の不手際であり、私の徳の至らなさが招いた結果です。まず国民の皆様にお詫びの言葉を申し上げ、心からの謝罪の気持ちをお伝えした上で、この国政ブリーフィングを進めてまいります。
今後も国民の皆様にご不便やご心配をおかけしないように、最善を尽くして気を配り、さらに見直していく所存です。
国民の皆さま、今日この場に立つと、大統領に就任した時のことが思い出されます。
国の状況が非常に厳しいことは分かっていましたが、いざ就任してみると、すべての条件が想像していたよりはるかに困難でした。
(後略)⇒参照・引用元:『韓国 第20代大統領室』公式サイト「”제 주변 일로 국민들께 걱정과 염려… 국민께 진심어린 사과”」
まず、本当ならこんな謝罪は必要ありません。韓国国会で特別検察を使って、金建希(キム・ゴンヒ)さんを「有罪」に追い込み、尹政権を引き倒したいという、これこそ政治的策謀だからです。
国会で「特別検察が捜査するための法律」を通して、司法を意のままに操ろうというのは、三権分立を犯す態度です。
尹大統領は、『共に民主党』など野党が繰り返し推進している「金建希(キム・ゴンヒ)特検法案」について、「特検を設置して捜査すると国会が決定し、また国会が事実上の特検を任命し、膨大な捜査チームを構成する国はない」と述べました。
これについては「朴槿恵(パク・クネ)大統領時代に検察チームを率いて捜査したのは、尹錫悦(ユン・ソギョル)だったじゃないか!」という批判が起こっています。
それは確かにそのとおりで、「お前が言うな」といわれるのも仕方ありません。
しかしながら、金建希(キム・ゴンヒ)さんについての「疑惑なるもの」は、検察が立件を行わなかったものなのです。
にもかかわらず『共に民主党』など野党は、執拗に特別検察を設置して捜査する法律を上程し続けています。
ターゲットを罪に落として溜飲を下げるまで、そして尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領を弾劾して引きずり下ろすまで「やるつもり」なのです。
このように韓国には三権分立はありません。政治が司法を壟断できる国なのです。
(吉田ハンチング@dcp)