『Freedom House(フリーダムハウス)』が2025年版の「世界の自由度」リポートを公表しました。
これは208の国と地域における人々の政治的権利と公民的自由へのアクセスを評価するものです。投票権から表現の自由、法の下の平等に至るまで、個人の自由は国家または非国家主体によって影響を受ける可能性があります――と説明しています。
2025年の地図は以下のようになりました。
紫色の国は「NOT FREE(自由じゃないよ)」です。
中国やロシア、北朝鮮は、当然ながら「NOT FREE」です。
↑例えば中国は「9/100」というスコアです。これは100点満点中の「9点」。※政治的権利40点満点、市民の自由60点満点の計100点満点となります。
韓国はどうかというと――、
――「自由な国」に分類されています。日本の周囲は「自由に不自由な国」ばかりですが、一応韓国と台湾は「自由な国」に分類されています。
世界の自由スコアという表組では、韓国は「Political Rights(政治的権利):32」、「Civil Liberties(市民の自由):49」、「Total Score and Status(総合スコアとステータス):Free」となっています。
ただし、気になるのは以下です。
スコアの変化が「-2」となっています。
『フリーダムハウス』は韓国の自由度について以下のように提言しています。
韓国では、政権交代が定期的に行われ、強固な政治的多元主義の恩恵を受けている。
市民的自由は概ね尊重されているものの、少数派の権利や社会統合の課題に直面している。
腐敗や女性差別は依然として深刻な問題であり、近年では歴代政府や企業幹部が関与するスキャンダルが相次いでいる。
この指摘がどこまで信憑性があるのかは検証する必要がありますが、中国、北朝鮮、ロシアが「NOT FREE」なのは確かでしょう。
(吉田ハンチング@dcp)