こういうのを「殺す気か!」――というのでしょう。
2024年10月終わりから数日、中国の北京はひどい大気汚染に見舞われており、50メートル先が烟って見えないほどのスモッグ(雾霾)が発生しています。
↑『ミスト』か『サイレントヒル』か――な状態になった北京市内。同じく2024年11月02日。
この大気汚染が体にいいわけがなく、一部の幼稚園などでは「児童を外に出さないでください」という通達が親御さんに回ったことが確認されています。
↑中国中央気象台の「大気汚染」予想マップ。2024年11月02~03日。北京は黄色になっていることが分かります。黄色警報です。
ところが、(本当によせばいいのに)2024年11月03日(日)には北京マラソン大会が開催されました。
↑後ろが烟っているのが分かります。皆さんカメラに笑みを浮かべていらっしゃいますが……ばかだなあもう。
体に悪いので絶対にやめた方がいいのに多くのランナーが参加しました。
↑北京マラソン当日の大気汚染度。PM2.5が赤いのが分かります。
大気汚染のスモッグの中、マラソン大会が強行する当局もひどいですが、病気になるために走るようなものです。
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↑新興宗教法輪功系の歌舞いたメディア『大紀元』の動画。スモッグにけぶる中、マラソン大会に参加した命知らずの皆さんを捉えています。
反スパイ法の懸念などもありますが、捕まらなくても体に悪いので、日本人は中国・北京などに足を運ばないことをお勧めします。
(吉田ハンチング@dcp)