河野太郎さんというのは駄目な政治家です。
駐日韓国大使を「極めて無礼でございます」と叱りつけた件で評価する人もいらっしゃいますが、間違っています。
もう何度だっていいますが、外交というのは「態度を表明するだけでポイントを稼げる」分野なので、「◯◯に□□□と言ってやりました」なんて話を高く評価してはいけません。
「態度を表明する」というのは、「結果を出すこと」ではないからです。
(古い表現で恐縮ですが)赤提灯で「オレはそんとき部長にビシッと言ってやってやったんだよ」とクダを巻く課長がいたとして、その課長を高く評価できたりするでしょうか。
政治家の評価は「結果」でのみ判断すべき
政治家というのは、「何を成し遂げたのか?」という結果で評価されるべきであり、その点からいっても、この河野太郎さんという人物は全く評価できません。
河野太郎さんが結果を出したと評価できる政治課題について何か挙げることができるでしょうか?
自分の言いたいことだけ言って、質問にまともに答えないという記者会見での態度も、とても褒められたものではありません。国民から不人気(嫌われている)になって当然です。
自分から嫌われることをしてるので、こういうのを「身から出た錆」と言います。
批判されない政治家などいない!
政治家という職業は、毀誉褒貶があって当然です。
「正義を行えば世界の半分を怒らせる」という言葉がありますが、各個人に正義があって、それを全て満たす政策なんてものはありません。
だからこそ、政策を推進する職業である政治家は批判されます。
批判はあって当然。逆に国民から批判がまったくない政治家など異常です。
言論の自由を阻もうという行為にしか見えない!
そうそう「習近平」さんなどは、中国本土では批判がほとんどでない政治家です。北朝鮮、金ちゃんファミリー三代目・金正恩さんもまた国民からの批判が全くない政治家ですね。
世界中、自由民主主義国家なら、どんな政治家にも毀誉褒貶があります。
――にもかかわらず、河野太郎さんは現役大臣にあるときに、批判されたといって一般人を名誉毀損で告訴しています。
告訴されたのは「くつざわ亮治」さんで、この方は元豊島区議会議員です。くつざわさんは「現役大臣が一般人を告訴する」(しかも批判されたからという理由で)という異常な事態について、上掲のように本を出版されています。
先の衆議院議員選挙において、「自分が嫌われていること」は理解していたのでしょう、以下のように「自分に対する批判への回答」を箇条書きにしたHPを上げています。
一般人を告訴しているという点については、以下のように書いています。
↑衆議院議員選挙の際の河野太郎さんのHP/スクリーンショット
↑河野太郎さんの説明文/スクリーンショット。以下のように書いてあります。9.一般人を裁判で訴えているというのは本当ですか?
ネット上で事実無根の誹謗中傷をしつこくしている人を名誉毀損で訴えています。ネット上で他人を誹謗中傷、いやがらせするのは、誰に対しても、また誰がやっても許される行為ではありません。
他人を誹謗中傷しておいて、私は「一般人」だから訴えないで、ということは、ものの道理として通らないと考えます。
政治家だから、芸能人、スポーツ選手だから誹謗中傷、いやがらせをしてもよいということはありません。ネット上の誹謗中傷やいやがらせは誰に対してもゆるされないということを徹底しないと、ネット上でのいじめを野放しにすることにつながります。
⇒参照・引用元:『衆議院議員 河野太郎公式サイト』「河野太郎に関するFAQ」
「一般人だから訴えない」わけにはいかないそうです。
しかし、このご意見表明は「一般人からの批判を許さない態度」に見えます。
誹謗中傷と批判など紙一重であって、言論の自由を阻もうという態度に通じるものです。その意味では、くつざわさんを告訴したというのは、河野太郎さんという人の「底の浅さ」「器の小ささ」を露呈したといえるでしょう。
まさに「おちょこ太郎」です。
またくつざわさんによれば、河野太郎さんは告訴した側であるにもかかわらず、自分は一切出廷しないで裁判を戦おうとしているとのこと。名誉毀損されたという本人が出廷せず、どのようにお気持ち・ご意見を表明しようというのでしょうか。
くつざわさんは「絶対に退かない」と表明していらっしゃるので、この裁判がどうような決着になるのかは必見です。
河野太郎さんを笑おう!
まだ知らない人もいらっしゃるでしょう。この機会に才人を一人ご紹介します。
一貫して河野太郎さんをネタにした動画を上げているYouTuber「天遥」さんです。とにかく河野太郎さんの声色が達者で、見事なものです。
以下は、「パーティーは禁止なんだぜ」という麻生閣下と、「パーティーしたい」河野太郎さんの会話で、これが傑作です。
↑「パーティーは禁止だって言ったろう」と河野太郎さんをたしなめる麻生閣下。両太郎の掛け合いが絶品のコント。
ちなみにこの「天遥さん」は以下のように河野太郎さんとの「共演」も果たしていらっしゃいます。
天遥さんは、河野太郎さん公認と考えていいのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)