【韓国の外貨準備】7カ月で「148億ドル」も減る

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韓国の外貨準備高が4カ月連続で減少しています。


↑『韓国銀行』が毎月月初に公開しているデータを基にグラフ化。

2022年07月07日、『韓国銀行』が2022年05月時点での国際収支統計を公表しました。国際収支統計の方でも外貨準備高の減少状況を確認してみましょう。

国際収支統計には「外貨準備の増減」という計上項目があります。ここには、その期間において外貨準備高がいくら増減したかを入力します。

『韓国銀行』が公表したデータから該当部分を切り出しました。以下をご覧ください。


↑▲はマイナスの意味です。黄色のセルが2022年の月次の「外貨準備の増減」です。

⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「ECOS」

「外貨準備の増減」がマイナスになる(つまりは外貨準備高が減少している)傾向は、2021年11月に始まり、2022年02月だけかろうじて「+3億1,560万ドル」で、11月~2022年05月まで赤字傾向は変わっていません。

2022年01~05月累計で「-102億8,210万ドル」になります。つまり、同期間に約103億ドル外貨準備が減少したことになるのです。

2021年11月から直近05月まででは「-148億3,300万ドル」になります。

先にご紹介したとおり、このように「外貨準備の増減」でマイナスが続くとき、韓国は危機的状況に陥りがちです。1997年のアジア通貨危機時、2008~2009年の韓国通貨危機時はまさにそうでした。

「韓国をパーフェクトストームを襲う」といわれたりしますが、その兆しはこのような点にも現れています。

(吉田ハンチング@dcp)

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