2022年07月13日、韓国の国家情報院が前Topである朴智元(パク・チウォン)と徐薫(ソ・フン)前国家安保室長を告訴した件で、検察は国家情報院に検事と捜査員を送りました。
事件関連資料を確保するためのガサ入れです。
先にご紹介した「西海公務員殺害事件」で、当時の朴智元(パク・チウォン)国情院長が諜報情報のデータを削除し、情報の隠蔽を図った嫌疑がかけられています。
韓国「文在寅と関係者を殺人幇助で告訴」検討。何があったのか? 文政権の裏面を暴け
韓国の前文在寅政権で起こった事件の裏面が暴かれようとしています。被害者遺族は文在寅前大統領自身を告訴するつもりです。「小延坪島海域公務員銃撃事件」と呼ばれるものです。どんな事件だったのか?2020年09月22日夜、海洋水産部の公務員であるイ...
検察が情報機関に捜査が入るという、非常に……なんというか……不名誉な事態となっているのですが、検察は大車輪で捜査し、起訴までもっていこうとしています。
本件の進展に併せて、同日、疑惑がかけられている朴智元(パク・チウォン)前国情院長が非常に興味深い発言を行っているのです。
『MBCラジオ』の番組に出演し、
文在寅前大統領は、私を国情院長に任命した後、2年間、いかなる人事指示も、業務指示も出さなかった」
と述べました。「早いな、おい」というところです。
今回の情報の隠蔽疑惑は、「大統領府からの指示で行ったのではないか」というのが核心です。大統領自身から指示が出ていたと立証できれば、検察の手が文在寅前大統領まで届きます。
検察の捜査がどこまでいけるのかにご注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)