「労組との闘争」で韓国企業に7兆の被害。生産性が上がるわけがない

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2022年07月22日、韓国『大宇造船海洋』の不法占拠ストライキがやっと終わり、韓国メディアはさまざまにこれを報じています。

『毎日経済』では、労働組合のストライキで韓国企業がどれくらいの被害を受けたのかをまとめており、興味深い内容です。データ元は『韓国経済研究院』(略称「KERI」)のものですが、以下のようになっています。

直近6年間のストライキによる企業被害

『現代製鉄』:2,500億ウォン
『GM』:5,000億ウォン
『ルノー』:8,150億ウォン
『大宇造船海洋』:8,165億ウォン
『起亜自動車』:8,490億ウォン
『現代自動車』:1兆7,100億ウォン
『貨物連帯』の輸送拒否:2兆1,400億ウォン
小計:7兆805億ウォン

『貨物連帯』は06月の8日間、総ストライキで発生した生産・出荷が滞った被害額

⇒参照・引用元:『毎日経済』「대우조선 8000억 손실·협력사 7곳 도산…기업만 멍들었다」

この集計によれば、直近6年間でストライキで韓国企業が被害を受けた金額は総計7兆805億ウォンに上ります。ご注意いただきたいのは、これは有名企業だけの被害額だという点です。

Money1でもご紹介した、物流大乱を起こした『貨物連帯』のストライキでは、8日間で「2兆1,400億ウォン」の被害を、鉄鋼・石油化学・自動車・セメント業界などに与えました。

韓国はこれから生産人口が急激に減少していきます(すでに始まっています)。

生産性を上げないといけないのに、このようにストライキで足を引っ張られていては、とても無理です。外資系の企業もこのような状態を見ては、韓国に工場を造ろう、生産拠点を置こう、などとはとうてい思わないでしょう。

韓国は自身で経済を毀損しています。いつこれを是正するのでしょうか。もはや残された時間はほとんどないと思われるのですが。

(吉田ハンチング@dcp)

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