2022年08月22日、韓国の関税庁から「2022年08月01~20日輸出入の現状」が出ました。
結論からいえば貿易赤字が大きく膨らみました。(通関ベースとはいえ)危なくなっています。
2022年08月01~20日
輸出:334億2,400万ドル
輸入:436億4,100万ドル
貿易収支(輸出 – 輸入):-102億1,700万ドル2022年01月01日~08月20日
輸出:4,445億2、600万ドル
輸入:4,699億9,600万ドル
貿易収支(輸出 – 輸入):-254億7,000万ドル
エライことになっています。08月01~20日の貿易収支は「-102.2億ドル」に達しました。01月01日~08月20日での累計は「約-255億ドル」です。
韓国は貿易1本で食べている国なので、貿易のもうけを示す「貿易収支」が赤字になると国が傾きます。
毎月最後の10日間で大きな黒字が出るのが定例ではありますが、いくら通関ベースとはいえ20日時点で「-102億ドル」というのは異常事態です。
もう何度だっていいますが、これで08月が「-65億ドル」以上の赤字で締まると、国際収支統計の方でも貿易収支が赤字になる可能性が高まります。
そうなると経常収支が赤字になる可能性があります。
対中国で危機的状況!
危ないのは対中国貿易です。以下をご覧ください。
2022年08月01~20日「対中国」輸出入
輸出:81億1,000万ドル
輸入:87億7,700万ドル
貿易収支(輸出 – 輸入):-6億6,700万ドル
これまで韓国のお得意さまで、韓国の貿易収支黒字の屋台骨だった対中国貿易が、08月も現在のところ「約-6.7億ドル」と赤字です。
このまま締まると08月も赤字になってしまいます。
上掲は2022年の対中国貿易での(通関ベースでの)貿易収支の推移です。
08月も赤字になると4カ月連続の赤字になってしまいます。
というわけですから、本当に「韓国経済は危なくなっている」のです。
(吉田ハンチング@dcp)