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「日本は3万」vs「韓国わずか10」

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土曜日ですので小ネタを一つ申し上げます。

韓国メディア『朝鮮日報』が興味深い記事が出しています。創業してから100年以上経過した会社(100年企業)がその国に幾つあるか、です。

この種の統計では、日本は世界一です。では韓国はどうでしょうか。

同記事から数字を拾ってみると以下のようになります。

100年企業の数
日本:3万3,079社
アメリカ合衆国:1万2,780社
ドイツ:1万73社
韓国:10社

そもそものデータ元は『韓国 中小企業中央会』

韓国には100年企業はわずか10社しかないのです。

同記事では、韓国で100年企業が少ない理由について以下のように書いています。

(前略)
製造業強国である日本とドイツは100年企業がそれぞれ3万カ所、1万カ所を超える。

一方、韓国で100年以上生き残った企業は『斗山』『東和薬品』『新韓銀行』などわずか10カ所だけだ。

韓国の中小企業界では「韓国も日本・ドイツのように製造中小企業が産業の基盤だが、企業人が代々家業を続けて責任・革新経営をするのが難しく、100年企業が出にくい構造」とし「相続・贈与関連規制を最小化して長寿企業育成に乗り出すべきだ」と要求している。
(後略)

⇒参照・引用元:『朝鮮日報』「‘100년 기업’ 일본에 3만개, 독일에 1만개, 한국은 10개」

『斗山』は、韓国に現存する最も長寿の会社といわれています。

同社は、1896年に設立した「朴承稷(パク・スンジク)商店」から始まりました。朴承稷(パク・スンジク)さんは、『斗山グループ』の設立者である朴容晩(パク・ヨンマン)会長の祖父に当たります。

『東和薬品』は、1897年に設立された『東和薬房』に始まる会社です。『新韓銀行』は同じく1897年に韓国初の民間銀行である『京城銀行』がルーツです。

このように韓国では100年企業というのが、非常にレアな存在です。日本併合前の朝鮮半島が儒教の支配する国だったという点にその理由があるのかもしれません。

(吉田ハンチング@dcp)

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