韓国「首相は何ワロてんねん」という批判。狙いは「ロウソク革命アゲイン」

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韓国で痛ましい事故がありましたが、これを野党に転落した『共に民主党』、また左派・進歩系勢力が政権批判の道具に使おうとする傾向が見えてきました。

例えば韓国メディア『ハンギョレ』には以下のような記事が出ています。

韓悳洙(ハン・ドクス)国務総理(首相に相当)が外信記者懇談会に出席した際の受け答えについて、わざわざ韓悳洙(ハン・ドクス)さんが笑顔の写真を掲載し、「惨事」(disaster)の代わりに「事故」(incident)という表現を使ったと批判しています。

記事から一部を引用してみます。


↑『ハンギョレ』記事の紙面/スクリーンショット

韓悳洙(ハン・ドクス)首相が01日、梨泰院(イテウォン)惨事に関連した外信記者懇談会で「惨事」(disaster)の代わりに「事故」(incident)という表現を使うかとすれば、回答の途中で冗談を交えて笑い、批判が起きている。

韓首相はこの日午後、ソウル中区プレスセンターで開かれた梨泰院(イテウォン)参事関連外信記者懇談会に出席した。韓首相の後ろに掲げられた画面には、「韓徳寿首相理泰院事故外信ブリーフィング」(Foreign Media Briefing with Prime Minister Han, Duck-soo On Itaewon Incident)というフレーズが書かれていた。

韓国に10年以上滞在しているイギリス出身のフリーランス記者ラファエル・ラシードはこの写真を添付し​​、「Itaewon disaster」(梨泰院惨事)と表記して投稿を投稿した。韓国政府がトーンを下げようと「Incident」(事故)を使った点を批判したものと見られる。

(中略)

ネチズンたちは該当のシーン(韓悳洙(ハン・ドクス)首相が笑顔を見せたシーン:引用者注)を編集してアップロードしたツイート(@eeooswerve)を数千回リツイートし、「国民の苦痛が面白いか聞きたい」と首相を批判した。
(後略)

⇒参照・引用元:『ハンギョレ』「笑顔のハン・ドクス『事故(Incident)』… 外国記者は『惨事(Disaster)』」

国民の苦痛が面白いか聞きたい」は、まさに「何わろてんねん」に相当するでしょう。悲惨な事故についてのブリーフィングであるにもかかわらず、韓悳洙(ハン・ドクス)首相が笑みを浮かべてしまったのは、確かに不謹慎といわれても仕方がないことです。

しかし、この悲惨な事故について、政権を倒すための契機にしようといった動機は全くいだだけません。

左派・進歩系勢力は朴槿恵(パク・クネ)大統領時代にあったセウォル号事件のようにしたいのだと思われます。この事件を契機に政権の瑕疵を見つけ、できれば朴槿恵(パク・クネ)大統領のように引きずり下ろしてやろうと考えているのです。

ロウソク革命アゲイン」です。

韓国はなんでも政治的にとらえてしまうところがありますが、今回の悲劇もそうなりそうです。

(吉田ハンチング@dcp)

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