日韓の対立によって、「経済崩壊」が心配される韓国ですがその予兆がもう現れ始めているのかもしれません。2019年07月26日の深夜(03時以降)に当局による通貨防衛の動きと見られる激しい為替変動がありました。以下のドルウォンチャートをご覧ください(『Investing.com』より引用)。
このように上昇(通貨安)しては下に引っ張り戻す(通貨高)激しい動きが繰り返され、ネット上で「ワロス曲線」といわれているものが現れました。
株式・FXの取引をされている皆さんはローソク足の方が見やすいかもしれません。同じ2019年07月26日04:00近辺のウォンドルのチャートをローソク足で見ると以下のようになります(チャートは同『Investing.com』より引用)。
証券会社によってチャートで使うローソク足の色は逆だったりしますが、この場合「赤いローソク足が上昇(通貨安方向)」、「緑のローソク足が下落(通貨高方向)」になります。
赤い上昇のローソクがとん、とんと出て通貨安方向に(チャートにおいて)上昇すると、ものスゴく長い「緑のローソク足が下落(通貨高方向)」へと引き下げようとしているのが見て取れます。
このような強烈な動き、非常に不自然な(チャートにおける)下落は通貨安方向にウォンを向かわせたくない「何者か」が行っていると考えざるを得ません(同時に通貨安方向への不自然なほど強い(チャートにおける)上昇は何者かの強烈なウォン売りを示唆しています)。
このような為替介入が韓国通貨当局によって行われているのだとすれば、非常に危ない兆候です。ワロス曲線は、通貨安になると困る韓国を狙った「ウォンの売り込み」、これに対抗する通貨防衛によって生じるわけですが、これが見られることが問題です。韓国はもう正念場を迎えているのかもしれません。
追記
日本政府が「韓国をホワイト国から除外」と閣議決定した08月02日、韓国通貨ウォンは、韓国通貨当局が防衛ラインとしてきたと考えられる「1ドル=1,195ウォン」を突破しました。詳しくは以下のページを参照してください。
⇒参照:『Money1』「『ウォン安』進行! 08月02日ついに防衛線を突破!」
https://money1.jp/?p=9614
追記
2019年07月27日:ローソク足のチャートを追加
⇒参考:『Money1』「『ワロス曲線』とは? 異常なチャートパターン」
https://money1.jp/?p=9428
(柏ケミカル@dcp)