韓国「KF-16の墜落」原因はナット1個。12年前の整備不良だった

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2022年は韓国軍の不具合が目立った年でした。それも北朝鮮の挑発に対して行動に出て――ええっ!という事態が発生しました。

中距離弾道ミサイルが後ろに飛んでフェアウェイにナイスオン、はそのいい例です。

2022年に韓国で起こった航空機事故は、以下のように13件にもなります。

F-35A胴体着陸事故
KF-5墜落事故
KT-1空中衝突事故
海上海警ヘリコプターS-92墜落事件
警備飛行機墜落事故
ヘリコプタークラッシュ事故
大韓航空9956便緊急着陸事件
F-4墜落事故
蔚山空港警備飛行機墜落事故
大韓航空631便滑走路離脱事故
KF-16C墜落事故
山火事消火用ヘリコプターS-58T墜落事故
KA-1墜落事故
民間機含む

2022年11月20日にはKF-16Cが墜落しています。パイロットは脱出して無事だったのですが、なぜ墜落したのかの調査結果が出ました。

2022年12月30日、原因は直径5.5cm、厚さ1cmのナットだと判明しました。

韓国メディア『毎日経済』の記事から一部を以下に引用します。

(前略)
先月20日に起きた第19戦闘飛行団所属の戦闘機墜落事故調査結果によると、事故機は燃料ポンプ駆動軸の歯車が異常に磨耗した状態だったことが分かった。

これによりエンジンに正常な燃料供給が行われず、結局エンジンが停止して事故が発生した。

空軍は、このような駆動軸歯車の異常摩耗が、2010年のエンジン総整備(最上位段階整備)の過程で駆動軸を固定するナットを挟まなかったために発生したと説明した。

1機当たりの価格が400億ウォン台に達する戦闘機が、直径5.5cm・厚さ1cmに過ぎないナット一つのために墜落してパイロットが緊急脱出する事態が起きたのだ。
(後略)

⇒参照・引用元:『毎日経済』「ナッツ一つなかったため…400億ウォン台KF-16戦闘機墜落事故」

やはり整備不良だった――とのこと。

文在寅前政権のときには北朝鮮を刺激しないよう、韓国軍は静かにしていました。尹錫悦(ユン・ソギョル)政権になって対応行動を取り始めると事故が増えるというのは、整備もきちんと行われていなかったことの現れではないでしょうか。

――もっとも今回の整備不良はそもそも12年前に発生していた、とのことですが。


↑韓国空軍の公式サイト/スクリーンショット

いったい有事にはいかなることになるでしょうか。他所よその国のことながら「大丈夫なのか」という話です。

(吉田ハンチング@dcp)

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