韓国メディアでは「独紙の◯◯◯によれば、『現代自動車』の□□□□□が品質ナンバーワンに輝いた」「米国紙の△△△の品質評価によると『起亜自動車』の電気自動車□□□□□が……」といった記事をよく報じますが、自国の自動車ユーザーの評価をもっと書いた方がいいと思われます。
日本人も、韓国メディアの報道を又引きした記事を多く見るため、「また韓国の皆さんが自画自賛している」と思うのです。
例えば、2023年10月24日に韓国の専門リサーチ機関『Consumer Insight(コンシューマー・インサイツ)』が以下のようなリポートを出しているのをご存じでしょうか。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。⇒参照・引用元:『Consumer Insight』公式サイト「レクサスES、消費者が選んだ『今年の車』4年連続総合1位」
この『コンシューマー・インサイト』の調査は2001年に始まって、2023年で23回目。「年次自動車企画調査(毎年07月、10万人対象)」を基にした結果です。
新車購入後1年以内(2022年07月~2023年06月)の実際の消費者に、
△商品性(TGR)
△初期品質(TGW-i)
△費用対比価値(VFM)
を評価してもらい、これを総合して消費者の視点から見た「今年の車」を選定しています。
自称評論家の群れによって決まる賞と違って、実際の消費者(ユーザー)、しかも多数に調査しているという点が評価できます※。
※もちろん、説明どおりにちゃんと調査されているという前提で――ですが。
「2023年 今年のクルマ」は『TOYOTA(トヨタ)』の「レクサスES」で4年連続
○「2023年の車」に選ばれた「レクサスES」は、商品性、初期品質、費用対価値の3つの側面の総合評価で、「20年以降4年連続で全体1位を記録した」。
特に商品性、費用対価値では国産・輸入車を一貫して最高水準の評価を受けた。
レクサスブランドは他にも平均3年の車を評価する耐久品質(TGW-d)で1位を占め、故障・問題点が最も少ない車という評判を誇示している。
上掲のとおり、少なくとも『Consumer Insight』が集計したデータによれば、韓国の皆さん(しかも消費者)が最も高品質な自動車と評価しているのは、『トヨタ』の「レクサスES」ということになるのです。
断じて、不可解な急発進を起こしたり、突然燃え上がったりする国産電気自動車ではありません。
4年連続ですから、これはもう「レクサスを愛している」といってもいいのではないでしょうか。
韓国の皆さんは「レクサスが好きだ」という気持ちを素直に表出した方が、ずっと楽に、正直に暮らせますよ。
※『Consumer Insight』自身も「今年の車」の表彰について以下のように述べています。
コンシューマーインサイトが選定する「今年の車」は、自動車専門家より直接車を購入して使用してきた実際の消費者の鮮明な評価を反映し、体験・体感品質が最も優れた車を選定することに大きな意味がある。
全くそのとおりです(ちゃんと集計しているのであれば……です)。
(吉田ハンチング@dcp)