「韓国型スターウォーズ」1射 235円の激安!「レーザー防空兵器」量産開始

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2024年07月11日、韓国の防衛事業庁が面白いプレスリリースを出しました。

北無人機キラー、韓国型スターウォーズプロジェクトレーザー対空武器量産着手

というタイトルです。「韓国型スターウォーズ」ってなんだという話なのですが、「K-スターウォーズ」じゃないだけまだマシです。

以下です。

防衛事業庁(長官ソク・ジョンゴン)は、レーザーを武器に適用する韓国型スターウォーズ(StarWars)プロジェクトの最初の事業であるレーザー対空武器(Block-Ⅰ)の量産契約を’24年6月25日(火)に(株)ハンファエアロスペースと締結し、7月11日(木)にハンファエアロスペース大田キャンパスで着手会議を開催します。

今回のレーザー対空武器(Block-Ⅰ)は、光ファイバーから生成された光源レーザーをターゲットに直接照射して無力化させる新概念の未来兵器体系で、近距離で小型無人機やマルチコプター(Multicopter)などを精密打撃することができます。

特に、目に見えず、騒音もないだけでなく、別途の弾薬が必要なく、電気が供給されれば運用が可能で、1回の発射にかかる費用は約2千ウォン程度に過ぎません。

また、今後出力を向上させれば、航空機や弾道ミサイルなどにも対応可能で、未来の戦場でゲームチェンジャー(GameChanger)の役割を果たすことができる武器システムです。

2019年08月に着手したレーザー対空武器(Block-Ⅰ)は、871億ウォンの予算を投資して国防科学研究院が体系開発を主管し、(株)ハンファエアロスペースが企業として参加しました。

民・官・軍の協業で開発が順調に進み、実射撃試験で100%撃墜に成功するなど、優れた性能で2023年04月に戦闘用適合判定を受け、システム開発に成功し、今回の量産契約を通じて今年から軍に引き渡され、本格的に戦力化運用される予定です。

防衛事業庁の誘導武器事業部長(高官イ・ギョンソク)は、

「韓国がレーザー対空武器(Block-Ⅰ)の量産契約を締結することで、海外技術開発のほか、世界で初めてレーザー武器を軍で実戦配置および運用する先導国となり、今後、北朝鮮の無人機挑発などに対する韓国軍の対応能力もさらに強化されるだろう。

また、

「防衛事業庁は今後、進化的な開発戦略を適用し、現在より出力及び射程がさらに向上したレーザー対空兵器(Block-Ⅱ)体系の開発をはじめ、核心構成部品であるレーザー発振器の出力を数百キロワット(kW)レベルまで高める核心技術事業も進めていく予定」

と述べました。

⇒参照・引用元:『韓国 防衛事業庁』公式サイト「北無人機キラー、韓国型スターウォーズプロジェクトレーザー対空武器量産着手」

Money1でもご紹介した韓国軍用の「防空用レーザー兵器」がいよいよ量産に入るとのこと。本年2024年から部隊に配備を始めるそうです。

「世界で初めてレーザー武器を軍で実戦配置および運用する先導国」になった――と誇っていらっしゃいます。

1発約2,000ウォン(約234.59円)で発射できるとのことなので、ランニングコスト激安の防空兵器です。

百発百中と誇っていますので、ブラックアウトすれば面白いのですが……。

2024年07月11日の「1ウォン=0.12円」で換算しました。

(吉田ハンチング@dcp)

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