韓国『サムスン電子』の2024年第4四半期の業績が公示しました。毎度のことながら暫定版で細かい部分が出ていませんので、あまり面白くはありませんが、ご紹介しておきます。
2024年第4四半期
総売上:75.00兆ウォン(+10.65%)
営業利益:6.50兆ウォン(+130.50%)2024年累計
総売上:300.08兆ウォン(+15.89%)
営業利益:32.73兆ウォン(+398.17%)
第4四半期の営業利益が対前年同期比で「130.50%」と派手な数字になっていますが、これは2023年第4四半期がわずか「2.82兆ウォン」しかなかったためです。
通年の営業利益でも「+395.17%」と驚くような対前年比増減ですが、同様に通年での営業利益が「6.57兆ウォン」しかなかったためです。
韓国メディアでよく見る「基底効果」というヤツです。
「アーニングサプライズ」と書いている韓国メディアがありますが、違います。
第4四半期の営業利益についてのコンセンサスは「7.9兆ウォン」だったのに「6.5兆ウォン」しかなかったのです。予想を下回る結果ですから「ショック」です。
Money1でもご紹介しましたが、これで2四半期連続で予想を下回りました。
細かい数字が出たら、またご紹介します。
(吉田ハンチング@dcp)