出席などしなくても良いものを、大法院の院長である曺喜大(チョ・ヒデ)さんが、国会の法制司法委員会に出席しました。
左派・進歩系『共に民主党』が司法をも独裁で掌握しようという一環で、曺喜大(チョ・ヒデ)院長を吊し上げたのです。
先にご紹介したとおり、元反米テロリストにして爆弾投擲犯の鄭清来(チョン・チョンレ)さんから、秋美愛(チュ・ミエ)に委員長が変わっていますが、行っていることは変わりません。
なぜ李在明(イ・ジェミョン)さんの裁判を高裁に指し戻し判決としたのか、これは大統領選挙前に李在明(イ・ジェミョン)さんを罪に落とそうとしたのではないか――と因縁をつけて行った一種の魔女裁判に他なりません。
曺喜大(チョ・ヒデ)院長は淡々と、13日午前10時10分ごろ、国政監査会場に出席し、以下のように述べました。
「裁判事項について裁判官を証言台に立たせるような事態が起これば、裁判官は憲法と法律、そして良心に従って裁くことが萎縮し、外部の目をうかがうようになる恐れがある。
これは三権分立と裁判の独立という根幹を揺るがす行為だ」
「国会も過去の論争の際には、三権分立と司法府の独立を尊重する憲法精神に従い、大法院長を証人として呼ぶ権限の行使を自制してきた。
このような礼遇と慣行は、民主主義と法治主義のために不可欠な前提条件だ」
「現在進行中の裁判の合議過程の説明を求めることは、『国政監査及び調査に関する法律』第8条、憲法第103条、そして『裁判所組織法』第65条の趣旨に合致しない懸念がある」
「司法府は迅速かつ公正な裁判を通じて国民の権利を守るという憲法上の使命を果たすために努力してきた。
最近、国会で進められている司法制度改善の議論にも積極的に参加するが、憲法的価値と司法府の独立が損なわれないよう最善を尽くす」
そもそも大法院の院長に対して疑惑をかけて、国政監査の場にひきずり出すという行為自体が前代未聞ですが――、あいさつだけ述べて退出しようとする曺喜大(チョ・ヒデ)院長に対して、秋美愛(チュ・ミエ)が退出を許可しない――という暴挙に出ました。
ここで『国民の力』議員が猛批判を浴びせましたが、曺喜大(チョ・ヒデ)院長は最後まで『共に民主党』議員らの罵詈雑言に耐えて、約90分間も付き合うことになったのです。
大法院院長は「親日だ」と罵詈雑言!
この場に、とんだ道化者が登場し、さらに因縁をつけました。(『共に民主党』所属ではありませんが民主党系)チェ・ヒョクジンという議員です。
曺喜大(チョ・ヒデ)院長は「親日だ」というのです。

↑「조요토미 희대요시(チョヨトミ・ヒデヨシ)」と書かれたフリップを掲げるチェ・ヒョクジン議員。
この愚かな議員は、曺喜大(チョ・ヒデ)院長の顔を合成したフリップを掲げて――、
「尹錫悦(ユン・ソギョル)政権は司法府を掌握するため、親日保守ネットワークを中心に人事を推薦し、当時教授だった曺喜大(チョ・ヒデ)を抜擢した」
「李承晩(イ・スンマン)や朴正煕(パク・チョンヒ)を歴史の功労者だと語って“親日的歴史観”論争を起こした」
「曺喜大(チョ・ヒデ)大法院長を尹錫悦(ユン・ソギョル)前大統領に推薦した人物は、金建希(キム・ゴンヒ)夫人の継父キム・チュンシクだ」
「強制徴用被害者の家族たちが望んでいたのはお金ではなく“責任”と“歴史の正義”だった」
「尹錫悦(ユン・ソギョル)が曺喜大(チョ・ヒデ)大法院長を任命したのは、大韓民国の大法院を日本の最高裁にしようとする戦略的選択だったと思う」
「大統領事件を2日で破棄差し戻したのは偶然ではない。尹錫悦(ユン・ソギョル)政権に不利な事件は遅らせ、政権が望む事件は速戦即決で処理する――まさにチョ大法院長の本性を赤裸々に示した」
「だから市民が『親日司法』『司法内乱』と言っているのだ。その中心に曺喜大(チョ・ヒデ)大法院がある」
――などと述べました。

↑疲労困憊の曺喜大(チョ・ヒデ)院長。ばかが出現したりしましたので、そりゃこんな顔にもなるでしょう。
曺喜大(チョ・ヒデ)院長にとっては、まさに拷問だったでしょう。

韓国では、このような司法弾圧が行われています。韓国では「親日」がほとんど「人非人」と同じ意味を持つことが分かります。だからこそ、「親日」というレッテルを貼って、他人を攻撃すること――が成立するのです。
(吉田ハンチング@dcp)






