韓国「2025年は自動車輸出が過去最大720億ドル」達成 ⇒ 大本営発表のお寒い内実。

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2026年01月15日、韓国の産業通商資源部が「2025年の自動車輸出額720億ドルで過去最大」というプレスリリースを出しました。

はっきりいえば「大本営発表」です。

2025年の自動車輸出額、720億ドルで過去最高

3年連続700億ドル突破、環境対応車・中古車の輸出額は過去最高
2025年の自動車国内生産は410万台、3年連続400万台突破
2025年の国内新車販売168万台のうち、環境対応車81万台(比率48%)
(後略)

⇒参照・引用元:『韓国 産業通商資源部』公式サイト「2025年の自動車輸出額720億ドルで過去最大」

2025年は自動車輸出が初めて「720億ドル」に達したと大書しています。正確には「719億9,100万ドル」ですが、約720億ドルはなるほど大したものです。

区分 ’24年12月 ’25年11月 ’25年12月 ’24年12月比 増減率 ’25年11月比 増減率 ’24年 ’25年 ’24年1~12月比 増減率
自動車 6,046 6,410 5,953 -1.5 -7.1 70,786 71,991 1.7
環境対応車 1,745 2,323 2,216 27.0 -4.6 23,213 25,767 11.0
自動車部品 1,871 1,569 1,831 -2.1 16.7 22,533 21,203 -5.9

⇒参照・引用元:『韓国 産業通商資源部』公式サイト「2025年の自動車輸出額720億ドルで過去最大」

金額を強調しているときは、「量」を確認しなければなりません。以下をご覧ください。

2025年通年の輸出台数は「273万6,308台」で対前年比「-1.7%」です。減っているのです。

もうひとつ。韓国政府はプレスリリースで「2025年も400万台を生産した」と誇っていますが、こちらも「410万1,992台」で「対前年比:-0.6%」です。減っています。

問題の主要輸出地域別の結果を見てみましょう。以下をご覧ください。

韓国にとって最大の市場であるアメリカ合衆国は「2025年:301億5,400万ドル」で、対前年比:-13.2%」とブレーキがかかりました。

これはもちろんトランプ関税の影響です。最大の合衆国市場でブレーキがかかったのに、720億ドルを達成できたかというと、

EU:+20.1%
その他欧州:+30.5%
アジア:+31.9%
中国では韓国産自動車はほとんど駆逐されたことを見逃さないでください。

――と分散して輸出金額を伸ばしたからです。

合衆国市場:関税15%となり価格戦闘力を喪失
欧州市場:EUは中国車に対する制限強める方向
(はっきりいえば「非EU車を締め出す」方向)
(韓国車も巻き添えになる可能性あり)
日本市場:全然売れない
東南アジア市場:可能性あり
(ただし日本車が強力)
ロシア市場:戦争で喪失
(中国車の牙城になっている)
中東:可能性あり
(ただし市場は大きくはない)

はっきりいえば、韓国車にとって「量販車で勝てる巨大市場が急速に消えつつある」というのが現状です。

『現代自動車』『起亜自動車』など韓国自動車産業は大きな岐路に立たされています。

「史上最高輸出額を達成!」……ふーん、この先はどうするつもりなの?――なのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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