韓国「輸出金額が15.2%減少」対米輸出は-43.4%

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韓国の関税庁が「2025年10月01~10日の輸出入の現況」のデータを公表しました。以下をご覧ください。

2025年10月01~10日
輸出:129億6,600万ドル-15.2%
輸入:134億9,300万ドル-22.8%
貿易収支(輸出 – 輸入):-5億2,700万ドル

2025年01月01日~10月10日累計
輸出:5,326億6,700万ドル1.7%
輸入:4,828億2,200万ドル-1.3%
貿易収支(輸出 – 輸入):498億4,600万ドル

⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』公式サイト「2025年10月01~10日の輸出入の現況」

10月01~10日は、輸出が対前年同期比で「-15.2%」の急落です。

ただし、これは秋夕チュソクの連休期間にモロにかかっていたためです。この期間の営業日数は「3.5日」しかありませんでした。

1日平均の輸出額で見ると、「2024年:27.8億ドル」⇒「2025年:37.0億ドル」で、「約33.1%」増加しています。

主要輸出品目はどうなったかというと――。


左の列が主要輸出品目別の輸出額と対前年同期比の増減。黄色でフォーカスしているのが対前年同期比でマイナスになったもの。

上掲の表組から主要輸出品目の対前年同期比の増減を抜き出すと以下のようになります。

半導体:+47.0%
石油製品:+6.2%
船舶:-12.9%
鉄鋼製品:-31.2%
乗用車:-51.8%
無線通信機器:-28.9%
自動車部品:-49.1%
コンピューター周辺機器:-17.4%
精密機器:-40.0%
家電製品:-2.5%

⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』公式サイト「2025年10月01~10日の輸出入の現況」

営業日はわずか3.5日でしたが、半導体と石油製品以外の主要輸出品目は全部対前年同期比割れです。

主要輸出国・地域別のデータは以下です。


↑黄色のマーカーでフォーカスしてあるのが対合衆国輸出の対前年同期比増減です。

⇒参照・引用元:『韓国 関税庁』公式サイト「2025年10月01~10日の輸出入の現況」

営業日3.5日の結果ではありますが、対合衆国輸出の金額が「43.4%」も減少しています。

韓国にとっては、合衆国は中国と並ぶ最重要な市場です。合衆国市場での輸出減少は韓国経済にとって痛打となります。

高関税が効いてきたのではないか、次の10日間に要注目です。

(吉田ハンチング@dcp)

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