2026年01月03日、アメリカ合衆国軍の特殊部隊がベネスエラに侵攻。マドロゥ大統領を拘束し、合衆国内に強制連行、連邦拘置所に収監することに成功しました。

↑米軍に拘束されて合衆国内に移送されるマドロゥ大統領。
↑YouTube『TBS NEWS DIG』チャンネル「ベネズエラ・マドゥロ大統領がNYの拘置所に到着 トランプ政権が拘束『アメリカで法の裁きを受けることになる』」
タイムラインを以下にまとめます。
2026年01月03日 早朝(ベネズエラ時間 約02:00頃)
米国軍は 「Operation Absolute Resolve」 を発動。ベネズエラ北部、首都 カラカスおよび周辺地域に大規模空爆・戦闘機・電子戦を含む攻撃を開始。停電や爆発が各地で発生。02:01〜04:29頃
米軍特殊部隊(デルタフォース)を主力とする陸上部隊がベネズエラ政府関係施設・マドゥロ大統領邸などに侵入。マドゥロ大統領と妻シリア・フローレスさんを拘束。
03日午前中
マドゥロ夫妻はいったん合衆国海軍揚陸艦『Iwo Jima』に移送された後、合衆国本土の ニューヨーク州スチュワート基地に到着。その後、DEA本部や連邦収容施設(Brooklyn Metropolitan Detention Center)へ移送。合衆国連邦刑事手続きに付される。
同日中
ドナルド・トランプ大統領が声明で作戦の成功を発表。合衆国が「安全かつ秩序ある移行が可能になるまでベネズエラを運営する」と発言。
この合衆国による軍事作戦は世界に大きな衝撃を与えました。とりわけショックを受けたのは「中国」です。
合衆国の特殊作戦で「中国のメンツ丸つぶれ」
2025年01月03日22:32付けで以下のプレスリリースを出しています。
外交部報道官が合衆国によるベネズエラへの軍事攻撃について記者の質問に答える
質問:
報道によると、合衆国がベネズエラに対して軍事攻撃を実施した。トランプは『トゥルース・ソーシャル』に投稿し、合衆国はすでにベネズエラおよびその指導者マドゥロに対して大規模な打撃行動を成功裏に実施し、マドゥロおよびその夫人はすでに拘束され、国外に移送されたと述べている。これについて中国側としてどのようなコメントがあるか。
回答:
中国側は、合衆国が一つの主権国家に対して武力を乱用し、かつ一国の大統領に対して手を下したことに対し、深い衝撃を受けており、これを強く非難する。合衆国のこのような覇権的行為は、国際法に重大に違反し、ベネズエラの主権を侵害し、ラテンアメリカおよびカリブ地域の平和と安全を脅かすものであり、中国側はこれに断固として反対する。
われわれは合衆国に対し、国際法および国連憲章の目的と原則を遵守し、他国の主権と安全を侵害することをやめるよう強く求める。
中国側が衝撃を受けるのも無理はありません。

↑マドロゥ大統領と会談を行う中国外交部の邱小琪さん。
合衆国の軍事行動の前日(01月02日)には、中国外交部のラテンアメリカ・カリブ担当特別代表である邱小琪さんが、ベネズエラのカラカスを訪問し、ミラフローレス宮殿でマドゥロ大統領と会談を行っているからです。

↑中国外交部ラテンアメリカ・カリブ担当特別代表の邱小琪さん。
Recibí al Enviado Especial del presidente Xi Jinping para América Latina y el Caribe, Qiu Xiaoqi. Un encuentro fraterno que reafirma los firmes lazos de hermandad y amistad entre China y Venezuela. ¡A Toda Prueba y Todo Tiempo!
私は、習近平国家主席のラテンアメリカおよびカリブ地域担当特別代表であるQiu Xiaoqi(邱小琪)を迎え入れた。中国とベネズエラの間にある揺るぎない兄弟愛と友情の強固な絆を改めて確認する、兄弟的な出会いであった。いかなる試練にも、そしていかなる時にも!
合衆国メディア『The Washington Post』によれば、「ベネズエラと中国の関係強化や合衆国からの圧力に対する中国側の支持の意思を示すものだった」と報じています。
この会談の数時間後に、合衆国は特殊部隊を投入し、「中国とベネズエラの間にある揺るぎない兄弟愛と友情の強固な絆を改めて確認」したマドロゥ大統領を拘束し、合衆国に送致・収監したのです。
端的にいえば、中国外交部・習近平さんのメンツは丸つぶれです。

1日明けて、世界中が合衆国の軍事行動に衝撃を受けている01月04日、韓国大統領に成りおおせた李在明(イ・ジェミョン)さんは国賓待遇で中国を訪問しています。
(吉田ハンチング@dcp)








