韓国の政界についてはもはや語ることは何もありません。自由民主主義国家から転落していくばかりで歯止めがかからないからです。
先にご紹介したとおり、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の非常戒厳宣布が失敗したとき、2025年12月03日に「韓国のおしまい」は決まりました。

法治国家としての基盤も三権分立も自分の手で失おうとしています。
『統一日報』が核心を突いた記事を出していますので、以下に一部を引用します。
李在明犯罪集団が再び現法を破壊する立法クーデターを起こした。
三権分立と司法権の独立を抹殺する政変だ。
「法院組織法改正案」の強行通過方針を宣言した。
内乱首魁として起訴された尹前大統領の有罪が崩れれば、政権の正当性が消えるのにとどまらず、自分たちが逆に内乱犯になることを熟知しているため、彼らが規定した「内乱勢力」や抵抗勢力を、手段方法を問わず無条件に消し、三権分立の原則を超えて憲法を改正せねばならない。
憲法を改正する余裕がないので、暴力的な「実定法」をもって憲法を破壊する道を選んだ。
暴悪な犯罪集団は、自分たちが生きるためには殺人も辞さない。李在明らは尹錫悦などを「内乱犯」として重刑に処せなければ、彼らが正常に生きる道がない。彼らは悪法を量産するくらいは何でもない。
李在明はこれまで自身の裁判を幾度も中止させ、無罪にするため法を直し、司法府を掌握して法官を変えようとした。ところが与党が国会法司委に出した「法院組織法改正案」は大韓民国を建国の前、憲法制定の前にリセットする反乱だ。
国会が司法権の独立を侵害する法を作って裁判結果を定めたことは、李在明集団が法治という最小限の形さえ脱してしまい、暴圧的に国民を支配するということだ。
これは政変だ。
判事も裁判が間違ったと処罰し、遡及立法も辞さず、政党の政治資金と国庫補助金を遮断するなど結社の自由、政党制度、政党の自由などを抹殺するものだ。
正常な裁判では内乱罪を立証するのが不可能になるや、国会を通じてナチス特別裁判所と同じ法廷を作り、ナチス判事のような政治判事を任命し、「内乱勢力」を粛清、極刑に処しようとする。
共産全体主義の金日成王朝と違いがない。
(後略)⇒参照・引用元:『統一日報』「憲法体系をリセットする国会の反乱」
韓国が向かっているのは「北朝鮮の金ちゃんファミリーによる王朝」と同じ社会体制だ――というのは辛辣な指摘ですが、正鵠を射ています。
李在明(イ・ジェミョン)さんへの支持率は高いですから、韓国の皆さんが望んで転落している状況です。放っておくしかありませんね。
(吉田ハンチング@dcp)






