『韓国銀行』物価点検会議を開催。⇒ インフレを亢進させないためにウォン安を止めなければならない。

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ウォン安が再び進行しており、韓国の金融当局が何を懸念しているのか――を示す話です。


2025年12月31日終了時点でのドルウォンチャート:週足/(チャートは『Investing.com』より引用)。

2025年12月31日、『韓国銀行』は2025年最終日だというのに「物価状況点検会議」を開催しました。

副総裁主宰の会議でしたが、これはもちろん李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁の「(通貨安による)金融危機はないが物価高は危険だ」という指摘(2025年12月17日)を受けてのものです。

(前略)
□物価の流れについては次のとおり評価した。

➊12月の消費者物価は、高止まりした為替の影響で石油類価格の上昇が続いたが、当初の予想どおり農畜水産物価格の上昇が鈍化し、前月より上昇幅が小幅に縮小。年間消費者物価上昇率は2.1%で、前年(2.3%)に比べ低下。

➋今後の消費者物価上昇率は、コア物価が2%前後の安定した流れを維持する中、国際原油価格の軟化などの影響により2%水準へと徐々に低下すると予想。

➌生活物価が依然として2%後半と高い(2.8%:引用者注)ことから、為替が物価に及ぼす影響、冬季の農畜水産物価格の推移などに留意しつつ、物価状況を継続的に点検する。
(後略)

⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「2025年12月『物価状況点検会議』開催」

資料の表現は非常に官僚的ですが、「国際原油は下がっているのに、石油類価格は上がっている」と述べているのは注目に値します。つまり「原因は需給ではなく為替だ」、要するに「輸入インフレ」だと『韓国銀行』が認識しているなのです。

生活物価すなわり庶民の体感インフレが2.8%に達しているのは、高水準といわざるを得ません。

韓国はインフレを亢進させないためにも、ウォン安を止めなければならないのです。

(吉田ハンチング@dcp)

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