レセプションの途中にねじ込んだ会談

先にご紹介したとおり、国連総会を機にアメリカ合衆国のトランプ大統領は各国首脳との会談を予定、そのスケジュールに「韓国・李在明(イ・ジェミョン)さんとの会談」は入っていませんでした。
「トランプ大統領主催の夕食会レセプションが19時開始」という予定だったのですが、そのレセプションの途中に設定された「19時20分から約30分間」という会談が行われました。
無理からねじ込みやがったな――です。
韓国メディア『NEWSIS』の報道では、
「当初は投資協議の見通しが確実ではなかったので、米韓首脳会談を推進していなかったが、その後、投資協議がうまく進展したため、急いで推進し、実現した」
――という大統領府高官の言葉を引用しています。「投資協議がうまく進展したため」というのはウソです。
金正官(キム·ジョングァン)長官が対米戦略投資についていまだに正式な発表ができていないのがその証左です。

↑あの食わせ者ラトニック商務長官を相手に交渉している金正官(キム·ジョングァン)さん。そりゃ、こんな顔になりますってば。
事実はむしろ逆で「2026年中に100億ドルを支払え」という要求にトンチで切り抜けようとして「説得できず」など、難航しているのが事実です。
韓国側は、李在明(イ・ジェミョン)さんの他、趙顕(チョ・ヒョン)外相、魏聖洛(ウィ・ソンナク)国家安保室長が同席。
面白いのは合衆国側の出席者です。
報道が正しければ――急きょ設定されたのに、トランプ大統領の他に、スージー・ワイルズ大統領首席補佐官、マルコ・ルビオ国務長官、ハワード・ラトニック商務長官、スコット・ベッセント財務長官――というフルメンバーが集結しています。
韓国メディアの報道では、魏聖洛(ウィ・ソンナク)国家安保室長が、
①投資事業の協議
②原潜燃料
③濃縮・再処理
④造船
⑤戦時作戦統制権移管
⑥北朝鮮との対話
について首脳間で意思を確認した――と報じています。
たったの30分間で(しかも通訳入れて)これだけのアジェンダについて話したというのです――大ウソといわざるを得ません。
李在明(イ・ジェミョン)さんは支持率が急落しており、唯一評価されているのが「外交」となっています。
そのため、合衆国まで行って「トランプ大統領との会談ができませんでした」――とはいきません。無理からねじ込んで会談を実現したのでしょうが、成果は望み薄です。むしろ、合衆国側から説教された可能性もあります。
通例であれば、魏聖洛(ウィ・ソンナク)国家安保室長から「成果についての公式発表」があるはずです。それが出たら、ご紹介するようにいたします。
(吉田ハンチング@dcp)





