韓国通貨「ウォン」の高安トレンドに注目しております。2020年4月22日(水)が(ほぼほぼ)締まりました。2020年04月23日(木)08:04現在(日本時間)、ドルウォンチャートは以下のようになっています(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
間もなく韓国時間が開始という、うっすい時間になっておりますので、ここからストンと下(ウォン高方向)に落ちるかもしれませんが、とりあえずローソク足の実体部分が小さいながらもウォン安確定の陽線です。
22日のプライスアクション全体をローソク足1本が1分間の値動きを示す「1分足」で見ると以下のようになります。
先の記事でもご紹介しましたが、22日は激闘で、韓国時間※が終わってからも出来高は衰えませんでした。「ウォン売り・ドル買い」が強い中、それを抑え込むように「ドル売り・ウォン買い」勢力が一時は「1ドル=1,230.21ウォン」までウォン高を進行させましたが、ここが22日の天底になりました。
上掲は『TradingView』さんのチャートですが、23日に日付けが変わると、とたんに出来高が急減していることが分かります。まるで「為替市場で戦うのは23:59まで」と決めているかのようですね。
これは余談かもしれませんが、先にMoney1でもご紹介したとおり韓国政府の持つ為替介入資金は縮小しています。「緊急災害支援金」を捻出するために「外国為替平衡基金」の支出を絞ることにしたからです。
もしご興味があれば以下の記事を参照してください。
間もなく2020年4月23日(木)の韓国時間が始まります。本日のプライスアクションはどのようになるでしょうか。
追記
2020年04月23日(木)の市場が開きました。10:04現在のドルウォンチャートの状況を以下の記事にまとめましたので、本記事と併せてお読み頂ければ幸いです。
(柏ケミカル@dcp)