日本でも報道されるようになった、韓国・文在寅大統領夫人「金正淑(キム・ジョンスク)」さんの衣装・アクセサリーなどについての「政府のお金で購入していたのではないか」という疑惑。
↑ラオス外遊時の文大統領夫妻。キムさんが前に出ているため、どちらが大統領か分からないような光景です。
全青瓦台・大統領府が「私費で賄(まかな)っている」というプレスリリースを出したにも関わらず、疑惑は収まってはいません。
多くの識者が「きちんと調べるべきだ」という意見表明を行っています。
韓国メディア『月刊朝鮮』に元判事のシン・ピョン弁護士がFacebook上に表明した意見を紹介しています。記事から一部を以下に引用します。
このシン・ピョン弁護士は5年前に文大統領が登場した際には支持をしていたそうです。
(前略)
28日、シン弁護士は自分のFacebookに「文在寅大統領夫婦の率直な解明が必要な時」というタイトルの文を載せた。シン弁護士は、
「文在寅大統領は大統領府に入っても個人の食費や歯磨き粉代金も月給から差し引くと公言した」とし、
「夫人である金正淑氏の過度に贅沢に見える点を指摘されると、その情報の公開を要求する『納税者連盟』の情報公開請求に対して、その費用の支出が『国家機密』と拒否した」と述べた。
⇒参照・引用元:『月刊朝鮮』「文在寅支持した弁護士『文大統領、過去5年間困難になればいつも隠れて』」
文大統領は「言っていたこと」と「実際に行ったこと」が合致しないではないか、と指摘しています。
その上で、シン・ピョン弁護士は「文在寅大統領夫妻はこの疑惑を大統領府の特殊活動費の内訳公開を行って明らかにすればよい」と述べていますが、実は面白いのは続く以下の指摘です。
문재인 대통령은 지난 5년간 조금 곤란한 사정이 생기면 뒤로 숨었다. 언제나 그랬다.
文在寅大統領は過去5年間、ちょっと困難な事情が生じたら後ろに隠れた。いつもそうだった。
政策が失敗したり、国民から非難の声が上がったりしたとき、文大統領は全く矢面に立ちませんでした。5年間ずっとそうでした。自画自賛の言葉は述べるくせに、です。
奥さんが批判されている現在もそうです。
報道官や各政府省庁の担当者が大統領批判をかわすために苦労する5年間でした。しかし、任期が終わる05月09日より後はそうはいきません。
文在寅さんは誰の後ろに隠れるつもりでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)