新型コロナウイルス騒動は世界の消費活動に大きな影響を与えています。
韓国の主要な輸出品目とされるスマートフォンにも当然打撃があり、売上が減少しています。
調査会社『ガートナー』が2020年08月25日に公表したデータによれば、全世界では第2四半期にスマートフォンの売上は「2億9,500万ドル」で、前年同期比「20.4%減少」です。
ブランド別に見ると、『サムスン電子』は「27.1%の減少」で、ワールドワイドの減少幅を上回って大きく減りました。
しかし、AppleのiPhone売上は「0.4%」しか減少していません。
中国メーカーの減少は以下のとおりです。
ファーウェイ:6.8%減少
シャオミ:21.5%減少
OPPO:15.9%減少
中国では反米心情から自国製品の購買が高まりましたので、その助けもあったでしょう。
こうして見ると、2020年の第2四半期には韓国の『サムスン電子』がもっとも売上を落としたと見られます。
ますます情勢は「半導体頼み」になってきたようです。
(柏ケミカル@dcp)