韓国経済は『サムスン電子』1社に依存しているところが大きいという話を何度かご紹介してきましたが、2020年のコロナ騒動によってその傾向がさらに露わになりました。
韓国メディア『マネートゥデイ』は、2020年の韓国売上高Top10企業の業績を調査し、10社合わせた営業利益のうち、『サムスン電子』の営業利益が「68.6%」を占めるという結果を報道しました。具体的には以下になります。
2019年にはTop10企業の営業利益合計「44兆1,757億ウォン」のうち、「27兆7,685億ウォン」が『サムスン電子』。2020年には「52兆4,075億ウォン」のうち「35兆9,500億ウォン」を『サムスン電子』が叩きだしています。
コロナ禍があったとはいえ、他9社合計の営業利益がほとんど増えていない点にも注目してください。
『サムスン電子』の営業利益の占める割合
2019年:62.9%
2020年:68.6%
2019年:62.9%
2020年:68.6%
韓国の売上高Top10企業の営業利益合計に占める『サムスン電子』の営業利益の割合がいかに大きいかがお分かりいただけるでしょう。
2020年の数字は暫定版ではありますが、もはや7割が『サムスン電子』といってもいいほどになりました。
そうなのです。韓国はますます『サムスン電子』がずっこけると危ない、という状況になってきたのです。
⇒参照・引用元:『マネートゥデイ』「[단독]10대 기업 번 돈 다 더해도 삼성전자 절반…코로나 양극화 현실화」
(吉田ハンチング@dcp)